アイコン 世界的なLCC機増でパイロット不足深刻 ピーチ2000便超の欠便に

パイロット不足のため一部の便の運休が続いているLCC=格安航空会社のピーチ・アビエーションは、9月と10月も引き続き一部の便を運休させると発表し、運休便は合わせて2000便を超えた。
関西空港が拠点のLCCのピーチ・アビエーションは、55人の機長のうち8人が病気などで乗務できなくなり、8月まで全体の2割当たる合計1342便を運休させると発表した。

会社によると、その後、1人の機長を確保したが、引き続きパイロットが不足しているとして、新たに9月から10月25日までの間、全体の2割に当たる740便を運休させると発表した。これにより、先月以降の運休便は合わせて2000便を超える。
会社では、10月26日以降については機長を確保して通常どおり運航できる見通しだとしている。LCCを巡っては、成田空港が拠点のバニラエアも、機長の退職などから今月、一部の便を運休させるなどパイロット不足による運航への影響が広がっている。

一方、成田航空乗り入れバスは、LCCの台頭により煽り食い、価格を下げ対応してきたものの、パイロット不足により、肝心のLCCが大幅減便していることから、バス運行の本数を減らす動きとなっている。
LCC=格安航空会社の減便の影響で利用客が落ち込んでいるとして、成田空港と首都圏各地を結ぶ格安バスを運行しているバス会社3社が、来月下旬から一部の路線でバスの本数を減らすことになった。
東京や千葉に本社があるバス会社5社は、LCCが成田空港を拠点に運航を始めたのにあわせて運賃を従来の30パーセントから70パーセントに抑えた格安バスを運行してきた。しかし、成田空港では今月からパイロット不足でLCCのバニラエアが一部の便の運航を取りやめているほか、来月からは別のLCCのピーチ・アビエーションも便数を減らすことにしている。

グーグルさんにパイロットいらずの完全自動運航飛行機の開発をお願いするしかない。

[ 2014年6月30日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
スポンサード リンク

コメント

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   


PICK UP

↑トップへ

サイト内検索