アイコン 西海国立公園内の私有地を無許可で森林伐採/佐世保のソーラー業者

長崎県佐世保市の太陽光発電業者が、ソーラーパネル設置のため、平戸市の西海国立公園内にある森林を無許可で伐採、造成していたことがわかった。

 環境省佐世保自然保護官事務所は自然公園法に違反するとして、工事の中止と原状回復を求めた。業者は従う意向を示しているという。

 同事務所によると、業者は7月、平戸市明の川内町の鞍掛山南斜面にある私有地で、森林約800平方メートルを伐採、造成した。

国立公園の境界付近だが、約800平方メートルは公園内だったという。

 近隣住民から通報を受けた平戸市が同事務所に連絡して発覚した。業者は「公園外と思っていた」と話しているという。

 同市によると、業者が7月初旬、工事の計画を伝えたため、佐世保市は国立公園内の可能性があるとして、同事務所への確認を助言していたという。

自然公園法では国立公園内で伐採、造成する際は、事前に許可を得る必要があるとしている。

国立公園や国定公園などの敷地の開発は、事前許可が必要であるが、なかなか許可は下りないのが現状だ。むやみに開発させたら、国立公園の存在価値が揺るぎかねないことなる。

以上、報道参照

[ 2014年9月 3日 ]
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