アイコン JR東日本/羽田空港線計画 新宿駅から23分 休眠の貨物線利用で早期実現可能

JR東日本は19日、東京駅と新宿駅、新木場駅を発着駅とし、それぞれ羽田空港と結ぶ新線を開設する「羽田空港アクセス線構想」を発表した。

現在、休眠施設の貨物線やトンネルなどの既存設備を活用しながら、電車を乗り換えず羽田へ行けるようにする。

羽田空港までの所要時間は、
東京駅発の場合は現在の28~33分が約18分に、
新宿駅からは41~46分が約23分に、
新木場駅からは41分が約20分に短縮される見込み。
総事業費は約3200億円で、羽田への鉄道輸送量は現行の1.8倍に高まる。設計・手続きを経て着工し、今後約10年をかけて完成させる。

当初は羽田の国内線ターミナルまでの開設を予定している。JR東日本は、(羽田の)国際線までの延伸は検討すべき事項とし、仮に延伸した場合は、約800億円の事業費の上乗せが必要になるとの試算を明らかにしている。
 202年開催の東京五輪に向けた暫定開業も検討中としている。この場合、京葉線の新木場駅を発着駅とするルートで新線に暫定駅を設置し、同駅から空港までバスなどで結ぶ構想を練っている。東京駅と新宿駅からのルートは工事に時間を要するため、東京五輪までの開業は難しいという。

 

[ 2014年8月19日 ]
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