アイコン 不二サッシ千葉工場 違法排水の疑い/千葉海上保安部が捜索 タレ流しはイカン

不二サッシ千葉工場千葉海上保安部は2日、国の排水基準を超える水素イオン濃度(pH)の廃水を東京湾に流したとして、水質汚濁防止法(排出基準)違反の疑いで、不二サッシの千葉工場(市原市)の捜索に乗り出した。 
同保安部は、違法排水を複数回確認しており、同社が日常的に行っていた可能性があるとみて関係者への聴取を進めるとみられている。
同社は、排出量に制限があるpH値を大幅に上回る強アルカリ、強酸性などの廃水をタレ流していたとされる。適正な中和処理をしなかったために、アルミニウムの加工工程などで使用される化学物質が混ざっていた可能性があるという。

千葉工場の操業開始は1965年、すでに老朽化している。しかし、工場性能は、CIM(コンピュータによる統合生産システム)を導入し、東日本地区における生産の主力工場として稼働している。溶解・鋳造からの一貫生産工場。従業員約110人。

水質汚濁防止法に違反した場合の罰則は6ヶ月以下の懲役や罰金が科される。
 

[ 2014年9月 3日 ]
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