アイコン ルイヴィトンがプレゼントの復興支援施設「LVMH子どもアートメゾン」相馬市に完成 坂茂氏設計

フランスの「ルイヴィトン」の親会社が、東日本大震災の復興を支援しようと、福島県相馬市に子どものための教育施設「LVMH子どもアートメゾン」を完成させ、2日、記念式典が開かれた。
2日は、関係者が出席して、相馬市で式典が行われ、地元の子どもたちによる記念演奏が披露され、施設の完成を祝った。

この施設は、復興を担う子どもたちの心のケアや教育活動の拠点にしようと、フランスの有名ブランド「ルイヴィトン」などを傘下に収めるグループ企業モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトンが、資金を援助して建設し、設計は、建築業界のノーベル賞といわれるプリッカー賞受賞者で世界的に有名な建築家、坂茂さんに依頼した。
完成した施設は、一部2階建ての円形の建物で延面積291.0㎡、屋上部分に自家発電のための太陽光パネルが備えられ、円形の中庭もある。内装材には坂茂氏の代名詞ともなっている段ボール素材が一部に使用されている。

施設内には、子どもたちが自由に活用できる多目的スペースや、約2000冊の図書が収められた、読書スペースもある。また、子どもたちの支援を行うNPOの相談室も設けられ、PTSDの心のケアなどにあたる拠点としての役割も期待されている。また、「エル・システマジャパン」による作曲教室や絵本の読み聞かせるためのワークショップなどさまざまなプログラムが行われていく予定となっている。
モエヘネシー・ルイヴィトン・ジャパンの、シリル・ヴィニュロン社長は、子どもたちがみんなで創造して楽しんで、将来の夢をふくらませながら使ってほしいと話しているという。感謝。

LVMH子どもアートメゾン

[ 2014年7月 3日 ]
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