アイコン ノバルティス白石元社員 企業戦士が退職・逮捕では割り合わないだろう

世界ナンバー1の医薬品会社のノバルティス社の高血圧治療薬ディオバンの臨床論文データ改ざん事件で、論文の基になったデータの中に自動的に計算されるはずの数値を手動で入力した形跡が残されていたことが分かったと報道されている。
特捜部は元社員によるデータの改ざんを裏付ける証拠の一つとみて1日、薬事法違反の罪で起訴するものとみられる。
ノバルティスの元社員、白橋伸雄容疑者(63)は高血圧治療薬「ディオバン」の臨床研究で、研究データを不正に操作し京都府立医科大学の研究チームに虚偽の論文を発表させたとして先月、薬事法違反の疑いで東京地検特捜部に逮捕された。

特捜部は白橋元社員の自宅などの関係先を捜索し論文の基となった研究データを押収しているが、このデータの中に統計ソフトで自動的に計算されるはずの数値を手動で入力した形跡が残されていたことが関係者への取材で新たに分かった。
特捜部は、データの解析を担当していた白橋元社員がデータを改ざんしていたことを裏付ける証拠の一つとみて1日、薬事法違反の罪で起訴するものとみられる。
また、特捜部は白橋元社員が京都府立医科大学のほかの論文のデータの改ざんにも関わっていた疑いがあるとみて捜査を進めている。
白橋元社員の弁護士は取材に対し、「複数の医師と相談し、データを手動で入力し直したのは事実だが、改ざんには当たらない」としている。
以上、NHK参照

白石は年齢的に退職年齢であるが、いたって問題発覚しての辞職ではなく定年退職だったのだろう。わざわざ、大阪市大医学部の講師にまでなって、その名で、臨床試験の論文作成用臨床データ改ざん、チン糞関係になった教授らの中に阿吽の呼吸で入り込み、臨床試験のデータを担当するスパイもどき行為は断罪されるしかない。また、そうしたことが、単独プレーでできるはずもなく、最上層部が介在した計画的な犯行と断定できよう。白石の報酬は特捜もつかんでいるはずであり、老後を悠々自適に生活できるほど、たんまりしたものをもらっていたに違いない。
 しかし、いかに企業戦士であっても、今の世、単に金だけの使い走りにしか過ぎない。違法行為の挙句、牢屋に入ることも当初からの計算のうちだったら白石の勝ちであろうが、講師にまでなる人物、あほさ加減もいいところだ。いい歳こいて牢屋では割に合わないだろう。
それほどノバルティス社はハゲタカ会社のようだ。それを裏付けるかのようにディオバン同様白血病薬でも守銭奴行為を行っており、世界中で同じようなことをして、世界ナンバー1の医薬品の販売会社になっているのだろう。
ただ、残念なことに、日本のナンバー1プレーヤーで国民全員に残業代0を強いろうとしている長谷川閑史率いる武田薬品にしても同じような問題を起こしている。

[ 2014年7月 1日 ]
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