逮捕容疑は６月１２日、中国から麻薬の粉末約５００グラムを岡田容疑者が七尾市内に借りていた部屋宛てに郵送させた疑い。岡田容疑者は趙容疑者から売り上げの一部を受け取っていたと説明し「趙容疑者とは約２年前に知り合い、作り方を指示されて１年ほど前から製造を始めた。ハーブ製品をつくっただけ」と話している。いずれも容疑を否認しているという。

同部によると、倉庫からは危険ドラッグの原料となる薬物４５０グラム、危険ハーブとみられる植物片８５０グラムと密造器具が見つかっている。
趙容疑者の指示で、岡田容疑者が危険ドラッグを製造し「合法ハーブ」と称して東京都や兵庫県の危険ドラッグ店に出荷、今年１月以降、毎月百数十万円を売り上げていたとみられている。
厚労省が危険ドラッグの密造工場を摘発したのは６月の那覇市内のケースに次ぎ全国２例目。

脱法ハーブ店に送られてくる送付主を全部調べ上げたら、時間はかかるが、ほとんど摘発できるだろう。
危険ハーブとみられる植物片とは、大麻のことだろうか。大麻はアメリカでは州により合法化され、スペインでは国を挙げ合法化され、認可を受ければ栽培も認められているという。