三菱自動車/第1四半期 過去最高となった増収増益
同社の第1四半期連結会計期間の業績は、売上高は、5,138億円(前年同期比+1,044億 円、同+25%)となった。営業利益は、台数ミックスの改善、コスト低減努力、為替の好転などにより、310億円(前年同期比+150億円、同+93%) となった。経常利益は、持分法による投資利益などの営業外損益のプラスが加わり、326億円(前年同期比+103億円、同+46%)、四半期純利益は、 282億円(前年同期比+118億円、同+71%)となり、第1四半期としては営業利益、経常利益、純利益の全ての利益項
目において、過去最高益を達成した。
また、営業利益は第1四半期として、5期連続の増益となった。
当期の販売台数(小売)は、合計で25万8千台(前年同期比+9千台、同+4%)。
地域別には、
日本では、軽自動車が前年同期並みとなったものの、登録車が前年同期を下回り、2万7千台(前年同期比△1千台、同▲2%)。
北米では、米国で主力車種の『アウトランダースポーツ』に加え、昨年度投入した新型『アウトランダー』や『ミラージュ』が好調に推移し、2万8千台(前年同期比+5千台、同+22%)。
欧州では、『アウトランダーPHEV』の投入効果により、5万2千台(前年同期比+5千台、同+11%)。
アジアでは、タイで、2012年12月のファーストカーバイヤープログラム終了による消費者の購入意欲減退に加え、クーデター発生による政情不安の影響などにより販売台数が減少した。
中国は、広汽三菱汽車有限公司を中心に大きく伸長し、アジア地域全体で8万4千台(前年同期比+3千台、同+3%)。
その他地域では、中東・アフリカ地域が前年同期を上回ったものの豪州・ニュージーランド、中南米各
地域で前年同期を下回ったことから、地域全体で6万7千台(前年同期比▲3千台、同▲4.0%)となったとしている。
連結/百万円
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売上高
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営業利益
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同率
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経常利益
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当期利益
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14年3月期Q1
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409,425
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16,032
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3.92%
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22,309
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16,438
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15年3月期Q1
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513,788
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30,955
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6.02%
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32,643
|
28,159
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15年Q1/14年Q1比
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125.5%
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193.1%
|
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146.3%
|
171.3%
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15年3月期予想
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2,300,000
|
135,000
|
5.87%
|
138,000
|
110,000
|
15期予想/14期比
|
109.9%
|
109.4%
|
|
106.6%
|
105.1%
|
14年3月期
|
2,093,409
|
123,434
|
5.90%
|
129,472
|
104,664
|
13年3月期
|
1,815,113
|
67,382
|
3.71%
|
93,903
|
37,978
|
12年3月期
|
1,807,293
|
63,674
|
3.52%
|
60,904
|
23,928
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