アイコン 8月の中国工業生産 6.9%増 5年8ヶ月ぶりの低水準

中国では、8月の工業生産が不動産市況の変調などを背景に、5年8ヶ月ぶりの低い伸び率になったほか、消費の伸びも縮小し、景気の先行きに不透明感が広がっている。

中国の国家統計局によると、8月の工業生産は前年同月比6.9%の増加で、伸率は前月の9%から▲2.1ポイント低下し、リーマンショック直後の2008年12月以来、5年8ヶ月ぶりの低水準となった。

これは、
不動産投資が伸び悩んでいるため、鉄鋼やセメントなどの建築資材の生産が鈍っていること、
自動車生産が在庫増を受けて減速していることによるもの、
こうした工業生産の鈍化に電力需要も前年同月比▲2.2%減少して落ち込みを鮮明にしている。

また、先月の小売業の売上高も、住宅販売の減少に伴い家具の販売が振るわなかったことなどから、前年同月比11.9%の増加で、伸び率は3ヶ月連続で前月を下回った。自動車販売の伸び率が特に縮小した。

これについて国家統計局は、不動産市況の変調のほか、ヨーロッパの景気回復や新興国の経済成長の度合いが、当初の見込みより弱く、外需の伸びが鈍っているためだとしている。
中国経済は、このところ輸入額の減少が見られ、今回の生産と消費の伸び率の縮小で内需の減速傾向が鮮明になったことで、景気の先行きに不透明感が広がっている。

<1~8月>
1~8月の固定資産投資額は、前年同期比16.5%増と、1~7月の17.0%増から鈍化。予想は16.9%増だった。
1~8月の不動産投資額は、前年同期比13.2%増。1~7月は13.7%増と鈍化。
1~8月の不動産販売額は、同▲8.9%減。1~7月の▲8.2%減から減少幅が大幅に拡大している。
こうしたことから今年のGDPの7.5%成長国家計画に、暗雲が立ち込め始めている。

ドイツのIFO経済研究所は、2014年の見通しでは、ドイツの経常収支黒字が2800億ドル(約29兆4千億円/105円)にも達し、ドイツは世界最大の経常収支黒字国になるという。蜜月時代相手の中国さま様のようだ。2位は輸出大国の中国で2300億ドルの経常収支黒字を計上すると見込まれ、メジャーに原油を汲み上げさせ何もしない産油国のサウジアラビアが3位になると予想されるという。

 

[ 2014年9月16日 ]
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