アイコン 白人キリスト社会の価値観の身勝手 W.P風刺画は侮辱に当たらずと

対立軸は、過去、自由主義と社会主義であったが、今や白人のキリスト教文明とイスラム教文明に大きな変化を見せている。
いつの世も世界をリードしてきたキリスト教文明の白人たちは、イスラム教徒を自らの尺度のみで測っている。何が正義で何がそうでないのか、正義そのものが作為されるシロモノだ。

米紙ワシントン・ポストは13日付の紙面で、フランス週刊紙シャルリエブドが同紙襲撃事件後の紙面で表紙に掲げたイスラム教預言者ムハンマドの風刺画を掲載。
宗教に対するあからさまで不必要な侮辱を意図する題材は載せないというワシントン・ポスト紙の編集方針に今回の表紙は反しないと判断するコメントを発表した。
ポスト紙の編集主幹マーティン・バロン氏は「単にムハンマド像の掲載自体が侮辱的だと主張したことはない」と話している。
同紙は、これまでもブログにシャルリエブドの風刺画を掲載。先週はオピニオン欄にシャルリエブドのムハンマド風刺画を載せた。
以上、報道

イスラムのサウジやエジプトの法学者たちは、魂の入ったものはすべて偶像と認定し、偶像も絵もすべて拒絶する判断だ。
例えば、先日、「雪だるま」さえ偶像認定している。エジプトの法学者が最新号に対して猛烈に批判するのも当然だろう。
そうしたイスラム教を認める・認めないという判断は、キリスト教文明の白人たちにより、一方的に判断できるものではなかろう。その価値観を押し付けようとすれば、当然対立が生じる。

同じ地球人として、相手を理解することが必要だ。それは宗派間でも同じ、イスラム教を白人の価値観だけで判断するのは危険極まりない。
サウジもエジプトもアメリカの友好国でもある。
このままでは宗教戦争に至ってしまう。標的がイラクから利権を奪っているイスラム国なのか、イスラム教徒全体なのか。

骨肉の争いを展開するパレスチナ(イスラム教)とイスラエル(ユダヤ教)の状態に至ってしまう。
因みにイスラム教徒は16億人、世界人口の26%に当たる。一方、キリスト教徒は22億人(内 カトリック 11億人)となっている。

なお、宗教ほど恐ろしいものはなく、洗脳され過ぎた狂信的な信者が必ずいるから怖い。

[ 2015年1月14日 ]
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