アイコン 香港の雨傘革命 ドイツ紙「中国、歴史的チャンス逃す」と

2014年10月5日、RFI中国語版は記事「中国が香港で逃した歴史的チャンス―独紙」を掲載した。
香港・雨傘革命の推移にドイツメディアも注目している。独テレビ局ARDは、危機が深刻化していると報じた。
香港政府が抗議活動家に、道路封鎖を取り止めなければ強制排除も辞さないと最後通牒をつきつけたことに加え、抗議活動の占拠地域では住民や商店主が抗議者にくってかかる場面も続出している。
独 紙ディ・ヴェルトは、「中国政府が歴史的チャンスを逃した」と評している。中国本土でも市民社会の自信が高まりつつある今、香港の抗議活動に向き合うこと で中国は経済だけでもなく社会政策においても近代的かつ開明的になったとアピールするチャンスだった。今後、中国本土でも抗議活動が頻出することは間違い ない。その抗議活動がどれほどの社会的動揺をもたらすものとなるのか。それは中国共産党がどれだけ民意に向き合えるかにかかっている。
以上。

中国製太陽光モジュールのダンピング問題では、強硬派のフランスを押さえ、ドイツ(独Gセルズ破綻でも)主導でやわらかい制裁に終わった。その間も、中国はフランスにワイン輸入に脅しをかけ、フランスも及び腰になっていたが・・・。
その後、習とメルケルが互いに訪問しあうなど蜜月時代到来、この間、VWの中国における売上台数は天の雲も突き破るほどの勢いで増加している。
最近は、ユーロ安の影で世界最大となったドイツの貿易黒字額に、IMFやアメリカが、「ユーロ全体の経済浮揚も考えろ」と忠告されるまでにいたっている。

そうした中国の仲良しのドイツ紙から、「歴史的チャンスを逃した」と忠告されるほど、中国は民主化に弾圧を続けている。
前回の香港デモでは、香港政府が中国政権主導により赤色教育の導入をはかったものの、その教育のあまりの歪さに対し、将来を案じた中高生たちが大デモを行い市民も参加して、中国共産党主導の教育を撤回させた実績を持つ。

中国の白猫黒猫たちは、経済がハゲタカの新自由主義の何でもありの毒入り経済にしておいて、実質中国共産党の一党独裁では、中国政権はあまりに多くの問題を背負い込むことになった。しかし、その統治は、中国3千年の歴史が示すとおり、軍隊を背景に独裁統治している。今や秦の始皇帝時代と何が変わろうか・・・。

[ 2014年10月 6日 ]
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