アイコン 九産大の礒部信一郎教授ら 2万倍のカラー電子顕微鏡を世界に先駆け開発へ

九州産業大学(福岡市東区)は、がんなどの病気の診断に役立つカラーの電子顕微鏡を世界に先駆けて開発しようと専用の研究施設を開設することになり、27日公開した。
九産大に設置されるのは「医療診断技術開発センター」の研究施設で、広さ150平方メートルの部屋に実験用の顕微鏡や分析装置が並べられている。
所長をつとめる工学部の礒部信一郎教授らの研究グループは、すでに電子顕微鏡と光学顕微鏡を組み合わせ、試薬を使って蛍光に光らせた細胞を3000倍という高い倍率でカラーで観察することに成功している。

ただ、電子顕微鏡に使われる強い光は、蛍光に光る試薬の働きを弱めてしまうため、これまでの技術では、白黒でしか観察できないとされてきた。研究グループでは、強い光にも耐えられる試薬を新たに開発することで、電子顕微鏡での観察を可能にしたということで、4年後の平成30年に2万倍の倍率で、カラーで観察できる試薬と電子顕微鏡の製品化を目指すという。
将来的には、特定の細胞だけを光らせて高い倍率で観察し、がんや感染症などの正確な診断に役立つ。
礒部教授は、これまでの病理診断では、観察精度が低いために陽性を陰性と診断してしまうなどの問題があった。この技術を実用化すれば病気の新しい診断方法に役立てることができるとしている。
以上、

税金喰いの九州大学より、成果を出す九産大が今後面白いかも・・・。

[ 2014年10月28日 ]
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