アイコン 10月の外食産業市場動向 ▲1.2%減 5ヶ月連続/日本フードサービス協会、

<全体概況>
 10月は、前半に2つの台風が相次いで上陸し、特に休祝日の客足に影響して客数は前年比95.8%にとどまり、全体売上高は前年比98.8%と5ヶ月連続のマイナスとなった。
しかし、各社はキャンペーンや季節限定フェア等で客単価の向上に努め、売上の下げ幅は縮小傾向にある。

<業態別概況>
■ファーストフード業態
 ●全体売上は95.9%と前年を下回った。
 ●ハンバーガーなど洋風は、台風の影響が大きく、全体の売上は前年を下回り、88.3%となった。
 ●和風は、セットメニューや販促キャンペーン等により客単価が上昇、売上は105.7%となった。
麺類は、新メニューやメディアへの露出効果等で客数が増加し、売上は109.1%。
一方、持ち帰り米飯・回転寿司は、店舗数・客数が減少し、売上は96.2%となった。その他は、「カレー」が牽引して堅調に推移した。

■ファミリーレストラン業態
 ●台風の影響で一部客足は落ちたが、季節フェア等により堅調な客単価に支えられ、全体の売上は102.9%と前年を上回った。
 ●全ての業種で売上は前年を上回り、中でも焼き肉は客数増、客単価増で売上は109.7%と好調を維持した。

■パブ・居酒屋業態
 ●居酒屋の店舗数減少で全体の客数は98.2%となり、全体売上は97.8%と前年を下回った。
 ●ただしパブ・ビヤホールは、ハロウィーンのキャンペーン等が好調で、売上は104.3%と前年を上回った。

■ディナーレストラン業態
 ●荒天が客足にブレーキをかけたが、客単価は堅調で、売上は100.4%と前年を上回った。

■喫茶業態
 ●季節限定キャンペーンや商品リニューアル等により客単価が上昇、売上は100.4%となった。

ドナルド
働け!こらぁマック
 

[ 2014年11月27日 ]
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