アイコン サムスン3月販売のギャラクシーS6とA5+A3の2方面戦略商品

サムスン電子は今年、携帯電話市場攻略のため特化機能を備えたプレミアム携帯電話と、厚さの薄い中間価格の携帯電話の2方面販売強化を計画している。

サムスン電子は1月29日に開かれた企業説明会(IR)で「プレミアム スマートフォンは特化機能を備え、中間価格スマートフォンはスリムなデザインとAMOLED(アクティブマトリックス有機EL)ディスプレイで市場リーダーシップを強化するだろう」と話している。
また「今年第1四半期にはインドで発売したギャラクシーA5とA3をグローバル市場に導入するだろう」と付け加えた。

サムスン電子は、プレミアム市場でアップルのアイフォン6に対抗する次期作ギャラクシーS6を3月にスペインで開かれるモバイルワールドコングレス(MWC)で披露し同月発売する計画。

ここに搭載される特化機能として、
無線充電、
指紋認識機能、
両面湾曲画面
などが予想されている。

高価格携帯電話市場においては、サムスン電子の技術力で勝負する。
合わせて市場占有率拡大のために30~40万ウォン(約3万3千円~4万4千円)台のギャラクシーA5とA3の供給を、インドだけでなく他国の市場にまで拡大する計画。
サムスン電子は、昨年第4・四半期にアップルと並んで7450万台の販売量を記録したと米市場調査業者ストラテジーアナリティックス(SA)は発表した。

2つの販売戦略(S6とA5+A3)は、サムスン電子が、スマートフォン市場で昨年経験した困難
を打開するためのもの。

サムスン電子は、第4・四半期に5兆29百億ウォンの営業利益を上げたとこの日公示した。前
四半期期(7~9月)に比べれば30.2%増だが、前年同期(8兆31百億ウォン)よりは▲36.3%減少した数値となった。
売上高も52兆73百億ウォンで、前年同期より▲9.8%減少した。
サムスン電子は実績不振の原因として“スマートフォン市場の競争深化”を挙げた。
携帯電話に責任を負うIM部門は、営業利益1兆96百億ウォンで前年同期(5兆47百億ウォン)の▲64.2%減少した。 それでも半導体部門が、営業利益2兆70百億ウォンを上げたために実績墜落を防ぐことができた。
以上、韓国報道参照
一度、坂を下りかかったら、なかなか立ち止まることも元にも戻れない。

<プレミアム市場>
サムスンのノート4プラスは、iPhone6より、絶対的に有利な商品であったにもかかわらず、売れなかったのは、プレミアム市場でしか販売しないアップルのブランド力と販売攻勢に負けたとしか言いようがない。大票田の中国では、圧倒的にiPhone6の販売台数が多かった。

<中低価格市場>
プレミアム市場は、独自開発力に乏しい中国勢の出番はないが、中低価格品は、販売されているプレミアム商品の一部を削った製品であり、真似が瞬時にでき、価格も安く、品質にも耐える中国製品がいくらでも製造・販売されている。サムスンの優位性を瞬時に失しさせてしまう市場となっている。
デザインについても、中国では、生産会社などから、新製品のデザインがメーカー発表前に流出、それに基づきサムスンやアップルより早く偽物スマホが市場に出回るほど。世界の工場の中国ではデザインは簡単に入手できるようだ)

ギャラクシーS6とA5+A3
 

[ 2015年2月 5日 ]
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