アイコン 中国の5月の貿易収支 輸出3ヶ月連続減、輸入7ヶ月連続減

中国の5月の輸出は3ヶ月連続で前年同月を下回ったほか、輸入も7ヶ月連続で前年より減少し、外需、内需ともに振るわないなか、減速する中国経済の先行きへの不透明感が増している。
中国の税関当局が発表した貿易統計によると、中国の5月の輸出は、1907億ドルで、前年同月より▲2.5%減少し、3ヶ月連続減となった。

これは、日本やヨーロッパ向けを中心に衣類などの繊維製品や、液晶パネルの輸出が減ったことなどによるもの。
一方、輸入は1312億ドルで、不動産向けの鋼材や自動車関連の取引が落ち込んだことなどから、前年同月より▲17.6%と大きく減少、7ヶ月連続の減少となった(原油の輸入価格安も影響している)。

これについて、中国経済の専門家の間では「輸出の減少は、世界経済の回復の遅れに加え、人件費をはじめ、生産コストの上昇といった中国の構造的な問題も背景にある。一方、輸入の減少は不動産投資の伸び悩みなど内需の弱さを反映している」という見方が出ている。

外需、内需ともに振るわず、中国経済の先行きに対する不透明感が増していて、今後は、中国政府が打ち出している金融緩和策や公共投資などの景気下支え策が、経済の活性化につながるかが焦点となっている。
以上、

こうした金融緩和政策に中国の株式市場はすでにバブル化もはなはだしい段階、不動産やシャドーバンキングなどに回っていた投機資金や海外の投機資金が、一挙に中国の株式市場に流れ込んでいる。
今や、不況下、中国企業でさえコスト高にさいなまれ、東南アジアへ工場移転させている時代、中国に依存度を高めている韓国企業の憂鬱は続き、円安だけを問題にしても決してラチは開かない。
  現代自・起亜や欧州の自動車会社は、特にロシアに強いが、ロシア経済沈没や為替暴落で大きな損害を出していた。しかし、こうした間隙を縫い中国の自動車会社2社がロシアで生産工場を建設し、本格的に進出するという。特に韓国勢は低価格が売りであり、さらに価格を下げ、性能を高めなければ、ロシアでは中国勢に勝てないようになる。こうした問題はけっして日本のセイではない。
現代自動車の不振はすべて円安の日本のセイだと韓国の全新聞社が書き立てているが筋違いもはなはだしい。

[ 2015年6月 9日 ]
スポンサード リンク

 

コメントをどうぞ

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   
スポンサード リンク
 
JCNET注目記事!
安倍さんは戦後を終わらせようとしている(06/26 09:44) 2015:06:26:09:44:18
「心の病」で労災認定 過去最多の497人、(06/26 08:30) 2015:06:26:08:30:39
PR いま建設業界の求人が急増中、当サイトおすすめのワークポートが便利です。


PICK UP

↑トップへ