アイコン ドイツ機墜落 日本人2人うち1人は西華産業の社員か 飛行経路

ドイツ機墜落 日本人2人うち1人は西華産業の社員か 飛行経路
墜落したスペインのバルセロナからドイツのデュッセルドルフに向かっていたドイツのルフトハンザ航空系のLCC航空会社「ジャーマンウィングス」9525便のエアバスA320型機。
外務省は、旅客機がフランス南東部の山間部に墜落した事故で、搭乗者名簿に含まれていた日本人2人について、いずれもドイツのデュッセルドルフ在住で、60代の男性の永田敏さんと、40代の男性の佐藤淳一さんだと発表した。
外務省は、フランス南部のマルセイユにある日本総領事館に設置した現地対策本部などを通じて、フランス政府やドイツ政府、それに、2人の家族と連絡を取り合うなどして、安否の確認を急いでいる。

40代の佐藤淳一さんについては、機械商社の「西華産業」の社員とみられると報道されている。西華産業によると、佐藤さんはドイツにある現地法人の支配人代行で、24日、スペインからデュッセルドルフの事務所に戻る予定になっていたが、連絡が取れなくなっており心配されている。

<墜落した9525便の飛行経路>
ジャーマンウィングス社は記者会見し、旅客機は、現地時間の午前10時1分にバルセロナを出発し、デュッセルドルフに向かった。高度が3万8000フィート(1フィートは0.3048m)に達したあと高度が下がりはじめ、8分間、降下を続けた。高度6000フィートまで降下した午前10時53分に管制塔との交信が途絶えた。このあと墜落したものとみられる」と述べた。

墜落した旅客機は1991年からルフトハンザ航空で運航を開始し、その後「ジャーマンウィングス」に移され、運航されていたという。
機体の状況については、2年前の夏に精密な定期検査が行われ、飛行前日の23日にも点検が行われたといい、問題などは確認されなかったとしている。

旅客機が発信する位置や高度の情報を基に飛行コースを公開している「フライトレーダー24」によると、9525便はスペインのバルセロナを離陸したあと順調に高度を上げながら東に向けて飛行、いったん地中海に出たあと、徐々に北向きに針路を変更したとみられる。
離陸から約1時間後の日本時間の午後6時半までに、高度約1万1000メートルまで上昇したとみられるが、その後、高度が下がり始め、10分後の日本時間の午後6時40分ごろ約2000メートルまで高度が下がり、フランス南東部で記録が途切れている。

日本航空の元機長で航空評論家の山田不二昭さんは、データによると9525便の高度が10分間で約9000メートルも下がっていることについて、「通常ありえない下がり方だ。ただ、機内の乗客は機首が下がっていると感じるものの、恐怖を感じるほどではないと思う」と指摘している。
そのうえで、「仮に何らかのトラブルで機内の空気が急に漏れ出す『急減圧』が起きれば、気圧を保つため3000メートル付近まで高度を下げることはあるが、今回はさらに高度が低いので、より深刻なトラブルが起きた可能性も考えられる」と話している。

以上、
その間の管制塔との通信内容はまだ明らかにされていない。何らかのトラブルが発生した可能性が高く、テロとの認識は示されていない。



ドイツ機墜落事故

[ 2015年3月25日 ]
スポンサード リンク

 

コメントをどうぞ

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   
スポンサード リンク
 
JCNET注目記事!
「医療法人社団菫会」前田章理事長と黒い巨頭(06/08 11:36) 2015:06:08:11:36:29
PR いま建設業界の求人が急増中、当サイトおすすめの「建設・建築求人ナビ」 が便利です。


PICK UP

↑トップへ