アイコン 政府日銀 笛吹けど踊らず消費者 消費性向59.8%消費控える

日銀が3ヶ月に一度調査している消費者の景況感や消費についての調査は、3月調査分は次のとおりとなっている。

1、3月の消費者の景況感
1年前との景況感は、良い7.0、変わらない61.0、悪いが31.6
1年後の景況感は、良い11.2、変わらない61.1、悪い27.1

12月調査の悪くなったが、1年前と比較で38.8からは7.2ポイント改善されているが、3月では良くなったより悪くなったとの差が悪い方が24.6ポイント多く、改善されたとはいいがたい。

また、現在(3月)の景況感に関し、良い0.5、悪い9.7と悪いが多く、どちらかと言えば良いと悪いを含めれば、良いが10.4、悪いが49.5と悪いが圧倒している。
それでも前回調査(12月)の同悪いが56.7より改善しているが、改善と言えるものではない水準となっている。

2、現在の暮らし向きについては、
1年前と比べ良くなった4.0に対して、悪くなったが47.5と悪くなったが圧倒している。

3、収入については、
現在の収入は1年前と比較し増えたが10.2、減った38.3で前回調査より改善(良9.2、悪40.8)しているが、悪くなった方が圧倒している。

1年後の収入については、
今回は良8.7、悪36.5、前回は良6.6、悪41.5と改善しているようだが、変わらないが54.5(前回51.4)と賃金が上がっても実質収入は変わらないとする層が厚くなっている。また、今回でも悪くなるが36.5と高い水準にある。

4、消費税の増税については、
支出を控えた・やや控えた人たちが59.8、変えなかった人たち39.6、その他0.3と控えた人たちが約6割に達し、消費減退を招いている。

その原因については、(複数回答)
物やサービスが上がったからが82.1、収入が減ったからが36.4が多く、増税前に購入したから13.4と増税含む値上げや収入減をあげている。

 

[ 2015年4月 3日 ]
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