アイコン 武田薬品 ロジェCFOをネスレに獲られる 就任2年たらず 

武田薬品工業は24日、取締役のフランソワ・ロジェ最高財務責任者(CFO)が26日付で退任すると発表した。
食品世界最大手ネスレのCFOに転身する。
クリストフ・ウェバー社長(サノフィCEO就任要請を断り武田のCEOに就任)への報告は2日前だったという。
武田は、引き抜いた人材を逆に引き抜かれた形だが、欧米では日常茶飯事。「電撃退任」はグローバル経営の陣容作りの難しさを浮き彫りにした。コストカッターのロジェ氏は2013年9月に武田に入ったばかりだった。

武田は現在、世界のメガファーマに収益力で追いつくためのプロジェクト「グローバル・サミット」を推進中だが、超ワンマンの長谷川会長は、雁首ばかり白物に変えたところでグローバル化は決してできるものではない。メガファーマを買収すれば別だが・・・、そんな ・ タマは持ち合わせていない。<武田薬品のリリース>6月24日
フランソワ・ロジェCFOの退任について
このたび、当社CFOのフランソワ・ロジェが2015年6月26日付で退任し、Nestlé S.A.社の財務統括職として着任することになりましたのでお知らせします。

ロジェは、2013年9月2日に当社初のグローバルCFOとして入社し、当社の財務部門をグローバルに統合する職務にあたり、会計、財務、税務、IT、購買、保険・リスク管理のグローバルリーダーが、世界中をカバーする機構をつくりあげました。また、ロジェのリーダーシップのもと、当社がグローバル企業として変革し、次の段階へ移行するために最適な効率化をはかる取り組みであるProject Summitが迅速に実行されています。

当社代表取締役社長CEOのクリストフ・ウェバーは、「フランソワの退任は、今まさに実行を開始したばかりの当社の戦略が変わることを示すものではありません。フランソワは、当社がグローバルリーダーとして変革するにあたり、きわめて重要な役割を果たしてきました。フランソワとともに働けたことはとても充実したものであった一方で、彼の当社在任期間は短く、今回のフランソワの決断を大変残念に思っています」と述べています。

当社CFOのフランソワ・ロジェは、「我々のチームは、グローバル・マネジメント・チームとして多くのことをこの会社で達成してきました。私は、タケダおよび日本で経験した時間が本当に充実したものであったと考えています。タケダの確固たるパイプライン、コアバリューであるタケダイズム、才能あふれるマネジメントチーム、強固な財務体質は素晴らしいものであり、私はタケダの明るい未来を強く確信しています」と述べています。

次期CFOに関しては、決定次第、お知らせいたします。
以上、

 

[ 2015年6月25日 ]
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