アイコン 調布墜落のパイパー PA-46機350P型機は最近も墜落 スペック

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セスナ今回墜落した小型機と同じ、アメリカ製のパイパーPA46型機という単発のプロペラ機の「350P」と呼ばれるタイプの機体を巡っては、今年2月、アメリカ 西部のワシントン州で、離陸直後に、エンジンにトラブルが起きて空港近くの道路に墜落し、パイロットの男性1人が死亡した。

この事故について、アメリカのNTSB=国家運輸安全委員会は、誤って異なる種類の燃料が給油されたことが墜落につながったという見方を示した。
また、NTSBによると、同型の機体は、今年5月にも、同じワシントン州で、空港に緊急着陸しようとして近くを流れる川に墜落し、乗っていた2人が死亡している。

パイパー PA-46(Piper PA-46)は、パイパー・エアクラフトが製造する軽飛行機シリーズ。

1982年末、パイパー社は翌年末に与圧式キャビンを持つ世界初のピストンエンジン単発機となる新型機を発売することを発表。
PA-46-310P マリブー(Malibu)と名付けられたこの機体は、片持ち式の低翼単葉機で、ターボチャージャー付きエンジンを搭載し、与圧式の機内にはパイロット1名と乗客5名が搭乗できた。マリブーの試作機は1979年11月30日に初飛行しており、1983年9に形式証明を取得、予告通り同年12月から引き渡しを開始した。
 
マリブーはその後も改良が行われ、エンジンを強化したマリブー・ミラージュ(Malibu Mirage)、ターボプロップエンジンに換装したマリブー・メリディアン(Malibu Meridian)、そしてマリブー・ミラージュを非与圧式キャビンとしたマトリックス(Matrix)へと発展し、それぞれ現在も生産が続いている。
PA-46-350P マリブー・ミラージュは、エンジンをテキストロン・ライカミング製にTIO-540-AE2A(350 hp)に強化。現在生産中。
 
パイパー PA-46
製造会社
パイパー・エアクラフト社'(米)
全長
8.81 m
全幅
13.11 m
全高
3.44 m
翼面積
16.26 m2
全備空虚重量
1,416 kg
最大離陸重量
1,968 kg
エンジン
テキストロン・ライカミング TIO-540-AE2A 水平6気筒ピストンエンジン(350hp) × 1
最大水平速度
407 km/h
証明認定高度
7,620 m
航続距離
1,953 km(最大燃料時)
乗客
最大5名
乗員
1
 
[ 2015年7月27日 ]
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