アイコン 初出演4人が最優秀女優賞受賞 スイス「ロカルノ国際映画祭」出品「ハッピーアワー」

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1946年から開催されているヨーロッパの伝統ある映画祭の一つとして知られるスイスの「ロカルノ国際映画祭」で、濱口竜介監督が、神戸市を舞台に女性どうしの友情や夫婦間の葛藤を描いた映画「ハッピーアワー」で、主役を演じた日本人4人が「国際コンペティション部門」で「最優秀女優賞」を受賞した。

今月5日からスイス南部で開かれていたロカルノ国際映画祭は、最終日の15日、各部門の受賞作品が発表された。
このうち、「国際コンペティション部門」で、世界各地から出品された19の作品のなかから、濱口監督が、神戸市を舞台に制作した映画、「ハッピーアワー」で主演した、田中幸恵さん、菊池葉月さん、三原麻衣子さん、川村りらさんの4人が最優秀女優賞に選ばれた。
当作品は、5時間を超える作品、30代後半の親友どうしの女性4人が離婚や夫婦間の不仲に直面するなかで、自らの人生を見つめ直していく様子を描いている。
受賞した4人は、濱口監督が2013年9月から5ヶ月間「デザイン・クリエイティブセンター神戸」で開いた即興演技ワークショップの受講生。映画に出演した経験のないまったくの新人だという。この作品以外の出演予定も今のところないという。
主演の1人、田中さんは授賞式で、「この賞は私たち4人だけではなく、出演者全員の力でとれたものです。本当にびっくりしていて信じられません」と話していたと報道されている。
快挙。

 

ロカルノ国際映画祭
金豹賞受賞(グランプリ)
1954
地獄門
衣笠貞之助
1961
野火
市川崑
1970
無常
実相寺昭雄
2007
愛の予感
小林政広
名誉豹賞受賞者
2009
高畑勲
富野由悠季
ほかにも受賞者がいるが割愛、主演男優・女優賞を日本人が獲得した作品はこれまでにない。
[ 2015年8月18日 ]
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