アイコン 鉱工業生産指数 前月比▲0.6%低下 スマホ用等電子部品の下落大

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経済産業省が31日発表した7月の鉱工業生産指数速報(2010年=100、季節調整済み)は97.7となり、前月比▲0.6%低下した。
マイナスは2ヶ月ぶり、スマホに使われる電子部品の中国向け輸出などが振るわなかったことが響いた。
基調判断は「生産は一進一退で推移している」とし、前月から据え置いた。

15業種のうち低下は10業種で、
生産は、前月比▲0.6%の低下であった。
業種別にみると、電子部品・デバイス工業、輸送機械工業、情報通信機械工業等が低下し、化学工業(除.医薬品)、金属製品工業、石油・石炭製品工業等が上昇した。

出荷は、前月比▲0.3%の低下であった。
業種別にみると、電子部品・デバイス工業、石油・石炭製品工業、情報通信機械工業等が低下し、輸送機械工業、はん用・生産用・業務用機械工業、金属製品工業等が上昇した。

在庫は、前月比▲0.8%の低下であった。
業種別にみると、輸送機械工業、鉄鋼業、非鉄金属工業等が低下し、はん用・生産用・業務用機械工業、化学工業(除.医薬品)、石油・石炭製品工業等が上昇した。

スマホの材料を供給する電子部品・デバイス工業は、中国向けの輸出が数量、金額とも悪く、▲3.7%低下した。デスクトップ型パソコンの需要も低迷し、情報通信機械工業は▲8.4%下落した。
 以上、

サムスン・アップル等新製品を8月・9月投下することから、増加しているはずであるが、中国市場のスマホ市場は飽和状態に陥り、経済低迷もあり、総販売数量は伸びていない。インド市場が拡大中であるが、中低価格中心。パソコンは相変わらず低迷。
こうした生産指数の悪化は本日31日の株価▲245円安の原因ともなった。
 

[ 2015年8月31日 ]
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