度が過ぎる消防検査拒否で逮捕 飲食店ビル所有者／警視庁
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警視庁生活環境課は１日、所有するビルに自動火災報知機を設置しなかったとして、飲食 店従業員の池田久美恵容疑者（66）＝東京都品川区＝を消防法（消防設備等の設置）違反の疑いで逮捕した。消防によるビルの立ち入り検査を拒み続けたとし て、夫の飲食店経営、池田講治容疑者（63）も同法違反（立ち入り検査拒否）の疑いで逮捕した。
同課によると、２人は容疑を否認している。
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44人が死亡した2001年の東京・新宿歌舞伎町の雑居ビル火災を受け、自動火災報知機の設置義務付けの対象が拡大。
同課によると、池田久美恵容疑者が所有する品川区内のビルも対象になったが、東京消防庁の職員による立入検査を約10年間にわたって20回以上拒み続けていたという。
久美恵容疑者の逮捕容疑は13年11月に品川消防署から自動火災報知機を設置するよう命令を受けたのに従わなかった疑い。
池田講治容疑者の逮捕容疑は14年12月～15年２月、３回にわたりビルへの立入検査を拒否した疑い。
[ 2015年10月 1日 ]
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