アイコン ロッテお家騒動 持株会社「光潤社」役員の次男を解任 長男が代表に これまでの経過

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日本ロッテホールディングスの筆頭株主である創業家の資産管理会社「光潤社」は14日、株主総会を開催、創業者の次男で日韓ロッテの経営実権を握る重光昭夫氏を、光潤社の取締役から解任した。
さらに、株主総会のあとの取締役会で、光潤社の代表権を創業者の武雄氏から長男の宏之氏に移したほか、長男の宏之氏が父親の武雄氏の持つ株式を譲り受け、光潤社の議決権の過半数を保有することを承認した。

光潤社の代表権を持つことになった長男の宏之氏は、今後、筆頭株主の代表として、(日本)ロッテホールディングスの経営への関与を強めるものと見られる。

ロッテホールディングスを巡っては、創業者の重光武雄(名誉)会長の長男で、今年1月に取締役を解任された長男の宏之氏と、経営の実権を握った次男の昭夫副会長の間で、なお、主導権争いが続いている。

一時的に、静かになったのは、韓国のマスメディアや国会議員までシャシャリ出てきて、ロッテ財閥は韓国のものか日本のものかと反日の一環で大ダタキキャンペーンを張ったことから、時間稼ぎしたものと見られる。

<韓国ロッテ財閥を支配する循環出資会社の筆頭がホテルロッテ、その大株主が日本ロッテH>
在日のロッテの重光武雄氏が、懇意にしていた岸信介(元)首相(安倍首相の母方の祖父)繫がりで、朴正煕大統領と面識ができ、朴大統領が重光氏に「ホテルをソウルに造って」くれるように要請を受けたことからホテルロッテが誕生した。(今でも安倍首相は次男と家族付き合いをしている)

日本で大成功を納めていたことから重光氏は、外国の賓客を受け入れられる帝国ホテルを参考にしたホテルロッテを快く造り、その後も韓国の発展のため投資を続け、韓国経済を一面で支えてきた。そうしたことにもかかわらず、マスメディアは、まったく省みずロッテたたきをするとは、在日韓国人が嫌韓になることを助長するような本国国民に対して煽り続けている。特に長男は在日で日本ロッテHを担当し日本に居住していたことから、韓国語が流暢に喋れず韓国人扱いさえも拒絶した韓国のマスメディアであった。韓国マスメディアのこうしたロッテ一族たたきは在日の悲劇でもある)

<こうした動きに次男は・・・>
一方、次男が頂点に立つ(日本)ロッテホールディングスは「経営への影響はない」としているが、創業家内部による争いは、混迷の度合いが強めている。

韓国のロッテ財閥の個々の会社の株主構成は複雑極まりなく、ホテルロッテやロッテ製菓など数社が持株会社としても機能し、循環出資会社として深くかかわっていることだけが判明している。そうした中、特にホテルロッテの筆頭株主は日本ロッテHでもある。
日本ロッテHの経営権は、韓国のロッテ財閥を左右する力を有している。
以上、

元々、日本ロッテHの副会長の長男潰しは、次男と次男の経営手腕を買った日本ロッテHの佃社長( 住友銀行OB )が描いたものとされている。
韓国でロッテ財閥を父親と築き上げた次男が、次世代の権力基盤を堅固にするため、韓国ロッテグループを支配する日本ロッテホールディングスから長兄を追い出すために仕込んだ罠とされ、昨年末、見事、父親の許可が必須のなか、許可なく数億円の投資2件を父親に内緒で行っていたことを佃社長が次男に報告し、次男が父親に報告、父親が激怒して、長男を完全失脚させた。
しかし、失脚したはずの長兄は、父親に許しを乞い、次男が経営する中国ロッテ百貨店の事業での巨額赤字を父親に報告、父親はその額の大きさに驚き、今度は次男に怒り狂い、長男を頂点にする長男のクーデターに今年7月に乗ったのだった。
しかし、次男はクーデターは法的な手続きを取っておらず無効として、下克上、父親の代表取締役会長を解任し、名誉会長にしてしまった。

一族のこうした後継者問題が、韓国マスメディアにより血祭りにされたことから、創業者も長男も一族皆静まり返り、次男だけが表舞台に立ち、現在、日本と韓国の両方のロッテ集団の頂点に立っている。

第1ラウンドは、昨年12月の長男を日本ロッテHからの追い出し成功して次男が完全勝利、

第2ラウンドは、今年7月、長男が父親や次男以外の一族を味方に付けクーデター敢行、日本ロッテHに乗り込み、父親の会長による次男や日本ロッテH役員全員の罷免を発表した。一瞬優位に立ったものの、翌日には、次男が、会長の発表は、法手続きが取られておらず、決議無効とし、会長の代表権や会長職を剥奪、名誉会長にしてしまった。
そうしたことから、外野席が韓国マスコミが大騒ぎ、煩く、そのまま次男の勝利で落ち着いた。
ただ、長男は、父親や母親・叔父・義理姉を味方に付けたことで内容で勝った。

第3ラウンドは、現在進行中の持ち株会社の動向である。
韓国では、マスメディアが、内実大統領を兼ねており、マスメディアが一斉にロッテ財閥タタキを展開したことから、ロッテ一族は表立っては世の中が変わるまで、現行体制で動くものと見られる。 
数年後にはいくら韓国でも資本主義・民主主義という世の中に、少しは変わっているものと見られる。(韓国の常識を逸した偏屈性に、外資がこれまでにほとんど逃げ出した現実はある)

<兄弟喧嘩が耐えない韓国、10大財閥の6財閥が骨肉の争い>
儒教の国韓国の人はなぜ、血を分けた兄弟がよく喧嘩するのだろうか信じられない。ロッテにしても創業者と1名の弟を除き、兄弟たち創業者に対して訴訟を起こした経緯がある。
サムスンのイ・ゴンヒ、イ・メンヒ会長兄弟の財産相続訴訟(2012年)、
現代のチョン・モング、チョン・モンホン会長兄弟の「王子の乱」(2000年)、
韓進のチョ・ヤンホ会長兄弟の相続をめぐる対立、
韓化のキム・スンヨン会長兄弟の対立(1990年代初頭)、
斗山のパク・ヨンオ会長と残りの兄弟との争い(2005年)
などロッテを含め10大財閥グループのうち6つのグループで骨肉の争いが繰り広げた。
在日のパチンコチェーン店でも相続財産で裁判沙汰や口も聞かぬ兄弟喧嘩が生じていた。ソフトバンクの孫社長も実兄とは犬猿の仲といわれている。

<韓国ロッテと日本の関係>
なお、韓国ロッテ財閥の本拠地のロッテホテル、2014年7月11日に韓国の日本大使館主催で、ロッテホテルにおいて、在韓の各国の外交官などを招待した「自衛隊創設60周年記念レセプション」を開催する予定だった。ところが、ロッテホテルが、前日夜になり突如「国民感情を考慮した上で決定した」として予約を取り消した。常識を失した突然の予約取り消しに困り果てた大使館は、急遽大使公邸で開催したものの、一民間企業のロッテに日本の尊厳を失しさせられた。日本の政治家や官僚たちは、それ以降、それまで定宿としていたロッテホテルの利用はレセプションも含め一切利用していない。

また、韓国ロッテショッピングセンターでは、韓国領土「独島」(竹島)キャンペーンなども次男が取り仕切り何回も行っている。
 そうした、重光武雄ロッテ会長は、岸信介元首相と懇意の仲だった。それを受け継いだ安倍首相も次男と懇意の仲だ。いくら商売とはいえ、ロッテホテルでは日本をコケにし、ロッテショッピングセンターでは独島キャンペーンを張るなど反日行動の韓国ロッテであるにもかかわらず、安倍首相は、今年5月、首相官邸に次男をわざわざ呼び親交を重ねている。こうしたところに安倍首相のアヤウサが大きく潜んでいる。

 

 日本ロッテホールディングスの主要株主
株主名
割合
光潤社
27.65%
従業員持株会
23%超
光潤社の主要株主 報道
辛東彬(次男)
29.00%
辛東主(長男)
29.00%
 自社株
12.00%
重光初子(母)
20.00%
辛格浩(父)
10.00%
 
 
辛英子(長女)
 
従業員持株会
 
 
長男は、父親、母親、自社株も含め71%の絶対株主(すべての議案を通すことができる)になったことになる。
次男は、韓国でのマスメディアの支援を受け、日本ロッテHから佃社長とともに、創業者の父親を更迭するなど、権力欲に終始してしまった。
次男は、ロッテ百貨店を長年、父親とともに軌道に乗せた立役者の義理の姉の辛英子氏を更迭してロッテ福祉財団理事長に左遷するなど権力の集中を以前からはかっていた。(韓国では一族の功労者は会長などの席に置いておくのが一般的な処遇)
 
<ロッテの創業者の家族構成>
 
ロッテ製菓(韓国上場) 長男の買増が父親の逆鱗に?
辛格浩(父)
6.83%
 
辛東彬(次男)
5.34%
 
辛東主(長男)
3.96%
2013年半ばまで3.4%台だった
・同社は、財閥グループ各社の循環出資の主要株主の1社
ロッテ・ショッピングの主要株主(2014年12月31日現在)
株主名
割合
備考
辛東彬(次男)
13.46%
 
辛東主(長男)
13.45%
 
ホテルロッテ
8.83%
循環出資の株主、日本ロッテHDとその関連会社100%所有
ロッテ製菓
7.86%
循環出資の株主
韓国富士フイルム
7.86%
循環出資の株主 
ロッテ情報通信
4.81%
 
ロッテ七星飲料
3.93%
循環出資の株主
60.20%
 
・韓国ロッテ財閥グループ各社の主要株主の1社。
 
ロッテ兄弟喧嘩の流れ
2014年12月26日
長男の辛東主氏、ロッテHD副会長、日本のロッテ商事、ロッテ、ロッテアイスの取締役を解任される。
2015年1月8日
長男の辛東主氏、ロッテHDの取締役解任、佃孝之ロッテHD社長がロッテ商事社長兼任
1月9日
長男の辛東主氏、家族と会合
1月10日
次男の辛東彬韓国ロッテ会長、日本入り(家族は)日本にいる
2月25日
次男の辛東彬氏、ホテルロッテの理事(取締役)に選任される
3月・日
ロッテHD佃社長、ベトナムでの会社会合で次男の辛東彬氏に忠誠誓う。
3月23日
長男の辛東主氏、ロッテ建設の理事解任される。完全失脚
 
この間、長男の辛東主氏はロッテホテルの会長室にお詫びの行脚続ける。
6月3日
(次男の辛東彬氏、首相官邸で安倍首相と親交、1月15日も首相官邸で安倍首相と親交)
7月8日
次男の辛東彬氏、会長の辛格浩氏から中国事業の赤字を叱責され、ぶっ叩かれる。
7月8日
次男の辛東彬氏と関係者、ロッテホテルの会長執務室のある34階の出入りを禁止される
7月15日
次男の辛東彬氏、ロッテHDの役員会強行、代表取締役に選任される。ただし、代表取締役の辛格浩氏を排除したまま役員会開催
7月27日
長男の辛東主氏、オーナーで父親の統括会長の辛格浩氏と共に韓国から日本のロッテHに入り、辛格浩氏が辛東彬氏を除く取締役を集め、自分を除く辛東彬氏や佃孝之社長も含め6人全員の役員解任を宣言
7月28日
次男の辛東彬氏、ロッテHDの緊急取締役会を召集、辛格浩氏の代表権と会長職剥奪、名誉会長職就任を決議、辛東彬氏は出席せず。
辛格浩統括会長・辛英子財団理事長ら韓国へ帰国。辛英子氏は辛格浩氏と先妻との娘で長女、ロッテ百貨店を会長と軌道に乗せた人物
7月29日
長男の辛東主氏、韓国に帰国
ロッテグループが次男の辛東彬氏がロッテHDの過半数株式確保と表明
7月30日
長男の辛東主氏、「株主総会で次男の辛東彬氏らの取締役交代を提案する」と表明
母親の重光初子氏韓国入り、重光初子氏の父親は外交官で日本が大戦で降伏したとき米艦上で捺印した重光葵氏の娘。
7月31日
家族会議開催、次男辛東彬氏参加せず日本滞在
長男の辛東主氏の解任理由
ロッテ製菓の長男の株買い増しと、長男の単独決裁でパナソニック系ベンチャー企業に対し8億円出資などが、統括会長辛格浩氏の許可を取らず推進したため逆鱗に触れたとされる。
次男の辛東彬氏の解任理由
ロッテ百貨店の中国事業で1兆ウォン以上の赤字を出したことを統括会長辛格浩氏に報告していなかったことを長男が会長に伝える。
 
双方がそれぞれ父親の統括会長にタレ込んだとされる。最初は佃社長も付く次男、次に巻き返しを図った長男が・・・。
10月8日
父親が7月次男から代表権のある会長職を解任されたことにつき、長男を代理人として、裁判を起こす作業に入ったと報道された。
10月14日
日本ロッテHの一族の持株会社の光潤社の株主総会開催、役員であった次男を罷免、長男を代表者にし、父親の株式も長男に譲渡された。
 
ロッテ一族
[ 2015年10月15日 ]
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