アイコン 中国中央電子台 済州島カジノのVIPルーム空っぽと マカオも一緒16ヶ月連続減

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中国公安が6月再度取り締まりを強化、済州島カジノの人員と資金ネットワークを断ち切った結果、済州島カジノのVIPルームは空っぽ状態になったと報道している。

中国国営中央テレビ(CCTV)のウェブサイトは12日、韓国・済州島のカジノに出かける中国人が増え、トラブルが続発している状況を紹介する記事を掲載した。

記 事は、済州島の中国総領事が「2010年に済州島が中国人観光客に対して30日のノービザ制度を実施して以降、中国人観光客が急増した。現在、現地に8ヶ 所ある外国人専用カジノ利用客は80%が中国人で、人身の安全にかかわるトラブル案件が多発している」と説明したことを紹介した。
さらに、中国の法律では「10人以上の団体が外国で賭博を行うことは禁じられている」としたうえで、現地の賭博場がこの法律に反してまで中国人客の獲得にいそしんでおり、中国国内にもネットワークを張り巡らせていると伝えた。

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これに対して中国の公安当局が、2013年に取り締まりを実施し、済州島にあるカジノの中国国内犯罪ネットワークを摘発した一方、「“巨大な利益”を前に一部のカジノは、今なお手を引くことなく、中国国内でより隠れてかつ頻繁に客引きを行っている」と説明した。

そして、現地カジノが「航空券、食事、宿泊がすべてタダの無料旅行」と称して大量の中国人観光客を呼び込み、「マッサージや三流女性タレントによる24時間2泊3日付き添い」などといったサービスを提供する代わりに、それぞれ定められた額のチップを購入させる手口を得意としていることを紹介した。
「無料」とはいっても、結局のところカジノ客の掛け金を落とすことで成り立っているにすぎず、「賭ければ賭けるほど負けるようになっている」と伝えた。

また、中国人のカジノ客に対して高額の紹介報酬を設定することで、知人や友人をどんどん連れて来させることにより、カジノにお金を落とす中国人を“雪だるま式”に増やしていったとも解説した。
そのうえで記事は、中国の公安当局が、今年6月に再び取り締まりを実施、5ヶ所の済州島のカジノが、中国国内に張り巡らせていた人員と資金のネットワークを断ち切ったことを紹介した。
その後、これまで非常に賑やかだった現地カジノのVIPルームが、ほとんど空っぽになったことが観光客の撮影した画像から明らかになったと報道しているという。(実際はスパイ撮影させたものと見られる)
以上、報道

掛け金を清算できず、拘束されたり、裏組織に帰国後膨大な借金をして支払わされたり、カジノで身を滅ぼす人たちが多い現状を紹介したものだろう。こうした人たちは、済州島がまだ日本客が主流を占めていたころは、十一の金を融資する裏社会の金融業者が控えており、そうした金を借りてまでカジノを続け、身も会社も潰してしまった日本人客も多い。特に韓国カジノは日韓の裏社会と結びつき、資産家や企業主らには現地でいくらでも金を貸してくれる。

<マカオも一緒>
約30のカジノ施設があり、ラスベガスの6倍以上の売上規模を誇る世界最大の博打都市マカオ。
同地も、中国当局の目が光り続ける腐敗追求のキャンペーンから、中国VIP客が激減、売上高が大幅に落ちている。10月は国慶節で一時的に潤ったようだが、当局の目が光り続ける限り、こうした状況は続く。
マカオ全体のカジノ売上は、2014年6月から今年9月までの16ヶ月間連続して前年割れ、今年1~9月の累計カジノ売上高は、前年同期比▲36.2%減の1,760.15億パタカ(約2兆6,274億円)と低迷が長期化している。地方官僚たちも含め公務員に対する腐敗追求の目が中国当局から徹底してマークされており、これまでVIP客であった官僚たちやカジノに接待する企業主らの出入りが激減しているという。売り上げ不振はまた、中国経済の低迷も影響している。

[ 2015年10月16日 ]
 

 

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