アイコン カジノの国マカオ 経済成長率実にマイナス24.5%記録

世界最大規模を誇るカジノ産業の低迷で、マカオが経済失速と財政収入の激減に見舞われている。中国の景気減速を受け、本土からの旅行客数が大きく落ち込んだ
マカオの今年1~3月期の経済成長率はマイナス24.5%。
中国の景気減速、汚職を取り締まる「反腐敗闘争」、倹約キャンペーンのあおりで、カジノ業界全体の収入は2014年6月から一貫して減少し続け、マカオ経済を直撃している。

マカオ政府の梁維特経済財政官(閣僚)は18日、今年6月のカジノ業界の収入が過去5年で最低の約160億パタカ(約2500億円)に落ち込む恐れがあると危機感を表明。カジノからの税収が8割を占める政府収入が、1~5月に前年同期比33.8%の大幅減となったことで、財政支出削減に踏み切る可能性を示唆した。

カジノ産業を支える中国本土からの4月の旅行客数は、前年同月比▲6.4%減の163万人。主に富裕層が落ち込んでいるとみられている。
カジノ各社のドル箱となっている「VIPコーナー」は深刻な打撃を受け、閉鎖や人員削減が相次いでいるという。
以上、報道

カジノ依存症は、客だけではない、行政や国もしかりだぁ。

中国の反腐敗闘争は徹底しており、監視員をマカオに送り込み、中央・地方官僚の出入りを完全にチェックしているとされる。こうしたチェックは厳しくなる以前からされていたといい、不動産業者と地方官僚が挙ってマカオに出入り、今では両者とも摘発されている。中国当局から睨まれることから中国の富裕層も下手にマカオでお遊びできないのが現実のようだ。

韓国のカジノ業界もマカオとまったく同じ事態に陥っており、最近、韓国カジノの関係者たちが、上海で韓国カジノの営業をしていたところ、中国当局に見つかり逮捕されたという。韓国では、未成熟の政府機関によりMERSまで感染拡大させていることから、外国人専用のカジノが多い韓国のカジノ業界はさらに深刻化しているものと見られる。

[ 2015年6月22日 ]
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