アイコン 1981年来の直行便なくなる済州島 韓国観光の現状と課題

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大韓航空が運営赤字などを理由に、冬季の運航スケジュールが始まる10月25日から来年3月31日まで韓国南部・済州―東京線、済州―大阪線の直行便運航を中断した。
これにより、済州島と日本を結ぶ直行便はゼロになる。済州―大阪線は1981年に、済州―東京線は2002年にそれぞれ就航していた。
 今年は年初から今月22日にかけて済州島を訪れた日本人客は約5万1900人で、前年同期(約7万2000人)に比べ▲28%ほど減少していた。
以上、
観光の島の済州島の日本総領事館前に慰安婦像を設置しようとしている。建立するのは韓国の勝手だが、反日の象徴を意図して建立する像は、日本からの観光にマイナスにしか作用しない。

これまで、韓国側で、政治が主導した反日運動に対し、日本国民は嫌韓が蔓延、冬ソナ、大王四神記、チャングムの誓いなどNHKが放送した韓流ドラマの爆発的ヒットで急増した日本人観光客は急減してしまった。日本人観光客と取って代わって急浮上してきた中国人観光客が押し寄せ、その後も韓流ドラマを中国でも大ヒットさせ、増加の一途を辿ってきた。そうしたことから、韓国では反日キャンペーンをさらにエスカレートさせ、今日に至っている。

韓国内では今年5月効果的な治療法がない中東MERSの感染が、政権の隠蔽対応もあり急拡大、肝心の中国観光客も激減した。
中東呼吸器症候群(MERS)の流行を受け、訪韓外国人は6月に75万925人に落ち込み、7月は62万97373人へとさらに減少、8月も106万9314人と低調だった。

9月はこの3ヶ月に比し、大きく伸び前年の124万5777の水準に近づく120万6764人(▲3.1%減)まで回復した。ただ、日本人観光客は15万7313人と▲19.9%減と大幅減少している。
1~9月の訪韓外国人は、前年同期比▲10.3%減の958万1423人と集計されている。

日本人海外旅行者数推移/千人  観光庁
2010
16,803
0.6%
 
2011
15,806
-5.9%
東日本大震災
2012
16,358
3.5%
 
2013
17,819
8.9%
 
2014
16,216
-9.0%
消費税増税、超円安

外国からの韓国への観光客は、やっと9月末から10月はじめの大型連休(建国記念日+国慶節)に中国観光客も回復してきているが、現実は、韓国観光の問題が中国で指摘されだし、問題も拡大する傾向にある。また、中国からのリピーターが10%台とその問題を裏付ける内容ともなっている。格安ツアーチケットによる現地ボッタくり観光、タクシーなどのボッタくり、整形客の急増と整形後遺症などの問題、最近では済州島のカジノ問題が中国で取り上げられている。

中国は、経済低迷中であり、内需拡大のため、自国民に対し、外国への観光から内国観光の推進策に乗り出していることも影響しているようだ。
度重なるこうした韓国批判の中国報道は、習政権も韓国の朴大統領に対する一通りの利用価値は尽き果て、中国にとって韓国そのものの商品価値が下がっているのかも知れない。
 

[ 2015年10月26日 ]
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