アイコン 西武HD 品川高輪エリアに4000億円再開発プロジェクト 27年リニア同時オープンへ

スポンサード リンク
 

鉄道・ホテル・不動産事業の西武ホールディングスは、プリンスホテルのある品川・高輪エリアで創業以来最大規模となる総事業費4000億円規模の再開発プロジェクトを検討していると部ルームバーグが報じている。
今後東京都などと高層化を求めて容積率の緩和について、話し合いを進めたい考えだという。

27年に開業予定のリニア中央新幹線の始発着駅として交通インフラの拠点整備が進む品川について、同社は、「これから東京の表玄関になる」、「オフィスビル、商業施設、ホテルから成る複合施設を展開する予定。

西武HDにとって、品川・高輪エリアは品川プリンスホテルなどプリンスホテル4件と、高級賃貸マンション1件を所有するなど拠点地域。
品川は羽田空港へのアクセスの良さもあり、訪日観光客増加のメリットを享受しており、リニア中央新幹線が完成すれば、人の往来はさらに弾みがつく。
一方、品川駅と田町駅の間にある操車場跡地では、JR東日本が「日本のゲートウェイ」として新駅設置を含めて大規模再開発を目指している。

市場関係者は、リニア中央新幹線のターミナル駅としての役割がオフィス街としての機能を向上させるとし、大規模再開発が進めば、今後は東京のオフィス街の中心は丸の内から品川に移る可能性があると指摘されている。
西武HDの再開発計画とJR東日本の操車場跡地開発の関係については、品川の競争力向上につながり、両企業にとってウィンウィンになるとみられている。

同社は、五輪終了後以降に再開発プロジェクトをスタートし、2027年には完成させたい意向。
グループ最大規模の再開発プロジェクトの赤坂プリンスホテル跡地開発の「東京ガーデンテラス紀尾井町」(総事業費980億円)をモデルケースとし、再開発の面積と投資額については4倍近くになると見込んでいる。

14年度の西武HDの営業利益に占める不動産とホテル・レジャーの両事業の比率は約5割。
中でもホテル事業は、所有と運営を一体化して展開している。紀尾井町の再開発は、所有し運営しているという強みがあったから、大プロジェクトが短期間に出来た。ホテルを所有している強みをフルに享受しているとし、品川・高輪エリアでも迅速な意思決定が可能としている。
以上、
 1027_01.jpg

[ 2015年10月27日 ]
スポンサード リンク
 

 

コメントをどうぞ

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   
スポンサード リンク
 
JCNET注目記事!
PR いま建設業界の求人が急増中、当サイトおすすめのワークポートが便利です。


PICK UP


PICK UP - 倒産

↑トップへ