アイコン USJ沖縄 海洋博公園で建設開始へ

テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」(大阪市)を運営するユー・エス・ジェイは、沖縄県で計画する新テーマパークを国営海洋博公園(本部町)に建設する。
「沖縄美(ちゅ)ら海水族館」をはじめ、財団法人が管理している公園内の施設の運営も受託し、一体で効率的な集客につなげる。
USJは2番目の拠点を設けることで持続的な成長を実現する考えで、政府も国家戦略特区の活用などで後押しする。

<3月のUFJ-CEOのコメント>
「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」の運営会社のグレン・ガンペル最高経営責任者(CEO)は2015年3月18日、大阪市内の本社で記者団に対し、沖縄でテーマパーク建設を計画していることを表明した。
規模は「東京ディズニーランド(TDL)や大阪のUSJは下回るが、大規模になる」と述べた。同氏は具体的な場所や開設時期については明らかにしなかった。
一方で関係者によると、先行して本部町の海洋博公園周辺の国有地を活用して展開する方針。
これまでに調査してきた名護市の「ネオパークオキナワ」の周辺での展開も引き続き検討していく。
 ガンペルCEOは「映画やテレビ番組をテーマにしたパークではない。沖縄の場所に合う物をつくる」と説明した。新たなパークの規模は「大阪以外でも(事業を)大きく成長させたい」と述べた。

 関係者によると、沖縄の自然を生かした形での新たな施設とする見込みだ。
 一方で「あくまで初期計画の段階。(新パークの計画が)うまくいくかは分からない」とも話した。広報は「CEOは実現するとは限らないとの注釈付きで申し上げた」と説明した。
USJの運営会社はこれまで、九州・沖縄やアジアを新パークの候補地として検討を進めてきた。県内にも複数回調査に訪れ、県や名護市とも調整を進めていた。ガンペルCEOは以前の共同通信のインタビューで「国内外の複数と交渉中。名護市はその一つ」と述べていた。
 USJの沖縄進出をめぐっては下地幹郎衆院議員が、名護市と本部町、今帰仁村の3カ所で整備する計画で、年内に着工するとの説明を国の関係機関から受けたことを明らかにしている。

◆知事「沖縄観光に重要」
 翁長雄志知事は3月18日、USJのグレン・ガンペルCEOが沖縄進出方針を明らかにしたことを受けて「県が目標とする観光収入1兆円、入域観光客数1千万人の実現に向けて、新たなテーマパークは、美ら海水族館、首里城に匹敵する魅力のある観光施設になるものだ。沖縄観光の将来にとって大変重要で歓迎すべきだ」との知事コメントを出した。
以上、
いよいよ動き出すようだ。
 

[ 2015年6月26日 ]
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