アイコン 大村市長選・小林克敏県議出馬せず

昨日、10月28日(水)午後7時から大村市内にある大村市民会館で小林克敏後援会総会が行われた。会場内は小林県議の大村市長選への出馬を期待する支持 者、心配する支持者で溢れ、会場内に入れずロビーまで人、人、人で熱気に包まれていた。

9月25日、前市長の松本崇氏が死去したために行われる今回の大村 市長選挙には現在のところ松本崇氏の長男である松本洋介氏(県議・39歳)と園田裕史氏(市議・38歳)の二人が出馬を表明している。

小林克敏県議の動向 に注目が集まっていた中での、小林克敏後援会総会である。後援会総会がそのまま小林克敏出馬決意表明と総決起集会になることを期待していた支持者は多かっ たはずである。

また、一年前の雪辱を晴らしてほしいと願うのが人情でもあり、会場に来ていた多くがそれを願ってたのも事実である。

後援会幹部の挨拶のあとに壇上に立った小林克敏県議は亡くなられた前市長の松本崇氏との最後の思い出話しから入り、松本崇前市長に哀悼の意を捧げながら市長選へ出馬するか、出馬しないかで心はゆれにゆれていたはずである。

しかし、小林県議は新しい大村市誕生のために自身の市長選への不出馬を表明した。悩みに悩んだ末の重たい決断だった。不出馬の大きな理由として小林県議は県議に復帰してまだ6カ月しか経っていないことをあげ、ちょうど一年前の市長選挙で負けても次の県議選には出馬しないと言って敗れ、6か月後の県議選に出馬させて頂き当選させていただいた御礼もまだ済んでいない。こうして松本さんが亡くなって多くの支持者から出馬の要請があるのも事実である。だが、6か月前、私に県議選で一票をいれてくれた有権者の皆さんに説明できない。また、今回の市長選挙には松本洋介氏、園田裕史氏の若い二人が立候補を表明している。これからは大村市も新しく生まれ変わってほしい。これからの大村市政を若い人に託したい。私は残りの政治家としての人生を県政一筋に、これからは大村市に恩返しをしていきたい。と、力強く不出馬の決意を表明すると、会場からは涙とともに拍手が起こった。

最後に小林県議は20数年続いてきた松本市政の長期政権による側近政治を危惧し、自身は今回の選挙で側近政治に何のしがらみもない園田裕史氏を強く応援することを併せて表明した。

小林かつとし

小林かつとし

小林かつとし

[ 2015年10月29日 ]
 

 

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