これが認められれば、一般的に賠償額は実際の損害の３～１０倍程度になるという。

　同事務所は米国で集団訴訟を起こす理由について「米国の消費者に巨額の補償をする一方で、韓国の顧客には少ししか補償しないという差別を防ぐため」と説明している。

　同事務所は先月３０日、ＶＷと傘下のアウディのディーゼル車をそれぞれ所有する２人を原告とし、ＶＷグループなどに購入代金の返還を求める初の訴訟をソウル中央地裁に起こしている。
今月６日には３８人を原告とする２件目の提訴、また、１３日にはＶＷとアウディ車を所有・リースする２２６人を原告とする３件目の訴訟を起こされた。韓国国内での原告は計２６６人に膨らんでいる。

以上、
この際、韓国人が敬愛するドイツのVWから儲かればよい。
それにしてもアメリカで提訴するとは、さすがというか・・・。アメリカのカルフォルニア州は排ガス規制で一番煩い州であり、どこで裁判を起こすかも注目される。
ただ、米VWが生産した車両は、輸出国としてアメリカは対応する必要に迫られようが、米国と直接関係ないドイツから輸入されたVW車の提訴を、アメリカの裁判所が受理するのだろうか。受理した場合、今後、米国家として直接・間接関係ない案件でも受理する必要性が生じることになる。
欧州と韓国はFTAを締結しており、ISD条項で提訴したらいいのだろうが、米国での弁償額が高いと見ているようだ。