１月の訪日客 ５２．０％増の１８５万人、過去最高
日本政府観光局（ＪＮＴＯ）が16日発表した１月の訪日外国人客数（推計値）は、前年同月比52.0％増の185万1800人だった。
１月としての過去最高を更新し、単月では昨年７月（約191万8000人）に次ぎ過去２番目の高水準だった。
大きくは円安基調が続き日本での買い物に割安感が出ているほか、LCC路線の拡大や燃油サーチャージの値下がり、ビザ（査証）の発給要件の緩和などが寄与している。
国・地域別では、韓国が最も多かった。43.8％増の51万4900人となり、単月での過去最高を記録した。
２番目に多かったのは中国で、２．１倍の47万5000人。１月では最高となり、15年12月（82.7％増）から伸び率が拡大した。
このほか、台湾は47.9％増の32万1000人、香港は42.5％増の12万5000人が続いた。
北海道へのスキー客が多いオーストラリアからの訪日客数は、単月の最高を記録した。
米国やタイ、マレーシアなど主要市場から日本への旅行者数は、ロシアを除き軒並み１月の最高を更新した。
ＪＮＴＯは、２月の動向を巡り、アジア地域で春節（旧正月）があったことから「2015年からの傾向を踏まえれば、訪日旅行者数の増加が期待される」としている。
以上、
爆買いは沈静化の報道も見られるが、すでに中国客はリピーター客も多く、毎回毎回買い物に来るわけではない。しかし、中国からの１月の訪日客数が２．１倍と初めて訪日する客も多く、爆買いは続いている。中国が経済低迷としたところで、まだ７％前後も経済成長を遂げてもいる。日本とは比べものにならない。また、訪日客の潜在客数が１３億人であり、富裕層+中間上位層の人口も日本の総人口に匹敵し、拡大している。
爆買いの対象は変遷しようが、その仕掛けを日本がするのも必要だ。
今中国で大ヒットしている映画、カンフーパンダ３、鳴り物入りだったスターウォーズなど蹴散らしている。ともに米映画ながら、カンフーパンダの制作陣は、中国アニメをとことん調べ、中国人に受けるところを徹底的に研究して大成功している。努力している結果だぁ。
SWは中国ポスターが日米と異なっており、封切前から人種差別問題が中国ネットで浮上するなど、急速に冷え込む要素を作っていた。春節でSWが挽回しているかもしれないが、春節でも子供を見方にするカンフーパンダが強いだろう。１月の最終週だけでカンフーパンダ３は６０億円の興行収入を上げている。
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