アイコン 阿蘇山の監視がヤバイ 京大の施設被災で機能低下

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気象庁の火山監視カメラで、阿蘇山火口に非常に近い草千里にある監視カメラが熊本大地震の 影響からか故障してHPで見れなくなっている。気象庁は、やる気があれば、すぐにでも復旧させることができようが、阿蘇山の様子は阿蘇市一の宮からの遠景 カメラでしか見れない。火山カメラのコーナーからも草千里のカメラは削除されてしまった。

熊本大地震後の阿蘇山中岳火口のドローンによる調査では、エメラルドグリーンの溜まりがなくなり、岩石が露出しているという。地震の影響を受けている。
そうした中、阿蘇山研究の要である京都大火山研究センター(熊本県南阿蘇村)が被災し、噴火予知に利用されるデータの観測・解析が十分できない状況が続いているという。

一時はデータ収集さえ途絶えたが、隣接する同県大津町に拠点を移し少しずつ態勢を構築中とのこと。
解析に必要な機器がそろわず、態勢は震災前の「5割程度」だが、大倉敬宏教授(52)は「安全のため正確な情報を収集したい」と調査を続けている。
阿蘇山は、今年に入り火山活動が沈静化し、気象庁や京大、地元自治体などは4月15日にも噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から1(活火山であることに留意)に引き下げる準備を進めていた。

「活断層の存在は知っていたが、まさか今とは思わなかった」大倉教授は14日夜の前震を受け、翌日は観測機器や火口の調査に奔走。レベル引き下げの話も立ち消えとなり、その夜はセンター4階の宿直室で眠りに付いたその直後の16日未明、本震に襲われた。

 センターが立つ阿蘇山麓の丘は土砂が崩壊し、地面に無数の亀裂が入る。真下の住宅街では5人が死亡。周囲の道路は寸断され、孤立した状態になった。
阿蘇山に設置した地震計や傾斜計など複数の計器は通信網が断たれ、データの送受信が不能となった。
その後、通信網は復旧し、21日には大津町の空き事務所で業務を再開。データの受信はできるが、機器やソフトの大半はセンターにあるため、衛星利用測位システム(GPS)による地殻変動観測など、各データの解析はできない状態だという。
 センターは1928年に開設され、国内に現存する大学の火山観測施設では最も古い。地上6階、地下1階の洋風建築は2012年に国登録有形文化財に指定された。継続して使用できるかはまだ不明。
 大倉教授によると、阿蘇山は地震後、活断層のズレによりマグマだまりが西側に引き延ばされているが、地震による今後の影響は「今の科学でははっきり見通せない」という。一方で、インターネット上では地震により大噴火が懸念されるなどの情報も流れている。
 「火山は正しく恐れることが重要。阿蘇の人に役立つ情報を提供できるよう、ここで頑張るしかない」。大倉教授らはこれまでの3倍に当たる片道1時間半をかけて連日、火口へ向かい調査を続けている。
以上、報道参照

阿蘇山中岳火口のマグマは、4月14と16日大地震やその後の度重なる震源をすぐ近くの南阿蘇とする地震で大きな影響を受けていることだけは間違いないだろう。さりとて爆発するかどうかは不明。もしもの場合、可能な限り事前に察知すべく大倉教授は必死になって頑張っている。

熊本大地震、余震がいつまで続くのかさえ見通せないギブアップ状態の気象庁、14日地震での避難者に対して、「大きな余震の可能性(実際は本震だったという)があり、帰宅しないよう」呼びかけ・勧告をしていれば、16日未明の本震での多くの犠牲者も何人かは助かっていたはずだ。
地震がいつどこで発生するかなど、学者にも気象庁にもわからないのが実情、わかったフリをし解説するのが仕事の気象庁や御用学者たち。活断層だってまだ解明されていない断層が山のようにある。
地下10キロの活断層の動きなど、今の科学では無理ムリ無理。

<阿蘇山の5月13日12時37分の様子>
阿蘇
 

<使用不能になっている南阿蘇村の京都大火山研究センター>
<使用不能になっている南阿蘇村の京都大火山研究センター>


 

[ 2016年5月13日 ]
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