アイコン 佐賀県教育庁対策採らず 警視庁が情報提供後も 17歳少年不正アクセス継続

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佐賀県の教育情報システムが不正にアクセスされ、成績や個人情報などの21万件という大量のファイルが流出した事件で、佐賀県教育庁が問題を把握した後にも、同様の手口で不正アクセスされていたことが捜査関係者への取材で分かった。
警視庁から情報を提供された県教育庁が、パスワードを変更させるなどの対策を怠っていた可能性が高いという。

警視庁は今年1月31日、有料放送を無料で見られる不正プログラムを公開したとして、佐賀市の無職少年(17)の自宅のサーバーを押収していた。中身を分析した結果、県教育庁や県立高が管理する教育情報システムから流出したとみられる大量のファイルが見つかったという。

 警視庁は2月15日、県教育庁に、システムの安全を確認するよう連絡。その後も、21万件のファイルが流出したとみられることを情報提供するなど、複数回にわたって安全確認を促したという。

少年は1月20日午前0時20分ごろ、佐賀県内の県立高校付近で、校内の無線LANを通じて、生徒の成績や住所を管理するネットワークに不正アクセスした疑いがもたれている。
1月16~18日ごろには、同県の県立高校の情報を一元管理する県教育庁のシステム「SEI―Net」に不正アクセスした疑いも持たれている。

 警視庁と佐賀県警が6月8日、少年を、テレビの有料衛星放送をパソコンで、無料で見られる不正プログラムをネット公開したとして、不正競争防止法違反(技術的制限手段回避装置の提供)の疑いで逮捕していた。「プログラムは独学で作った」と話しているという。
1月31日の時点では別案件での証拠物押収にとどまり、逮捕には至っていない。その後も少年は、佐賀教育庁の「SEI―Net」に対して、高校の無線ランを介して侵入していたものと見られる。

 以上、

企業の場合は、利益や信用に即刻問題が生じることから即対策に乗り出すが、官庁の場合は、利益にも信用にも直接的に関係しないことから、反応が鈍い。
天下の警視庁からの通報を受けても、佐賀の田舎の教育庁では「警視庁さんは、なんば言よらっしゃるのやろか?」と馬耳東風状態だったと思われる。
総務省上がりの山口県知事が就任当時とは裏腹に長期政権を狙い企業・中央政界べったりの動きに徹しており、教育庁も力が入らないのだろう。
いつの間にかまったく新鮮味を無くした まだ1期目の山口県知事殿である。

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[ 2016年6月28日 ]

 

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