アイコン 追報:千鳥屋総本家(株)(東京)/民事再生手続き開始決定

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既報。5月16日に東京地方裁判所へ民事再生法の適用申請を行った、菓子製造の千鳥屋総本家(株)(所在地:東京都豊島区駒込*** )は5月19日、同地裁において再生手続きの開始決定を受けました。

再生債権の届出期間は平成28年6月20日まで、再生債権の一般調査期間は平成28年7月25日から平成28年8月1日まで。

事件番号は平成28年(再)第18号となっています。

 

既報記事
千鳥饅頭の千鳥屋総本家(株)(東京)/民事再生申請  チロリアン・マルボーロ

同社は経営不振から民事再生を申請したが、今後、神戸市のGLIONグループがスポンサーとなり、再建を目指す予定。

千鳥饅頭の千鳥屋は、寛永7年(1630年)佐賀県で創業、炭鉱で賑わう福岡県飯塚市へ昭和2年(1927年)に進出、福岡市へは昭和24年(1949年)に進出、南蛮焼菓子「千鳥饅頭」やチロリアンで知られる。

同社の中興の祖・故「原田つゆ」さんが平成7年(1995年)12月に遺言状を書かず他界、つゆさんとともに福岡本店の経営に携わっていた次男が会社を承 継したことから、兄弟姉妹(5男3女)により、会社や多く不動産、所有骨董品などの相続問題が発生、原田つゆさんの命令で東京に1964年5月から出店し ていた長男が東京で独立、3男も大阪店を現地で独立させ、5男も飯塚本店を独立させた(4男は事業を承継せず)。
兄弟姉妹たちは財産相続において、裁判で骨肉の争いを展開した。そのため、全国で千鳥饅頭を販売するなか4兄弟は一緒に広告宣伝するわけでもなく、千鳥饅頭やチロリアンの知名度・ブランド力を下げ続けてきた。
全国4社とも完全独立型の経営で、今ではそれぞれの子供たちが経営する時代になっている。(昔は仲がよかった従兄弟たちが経営する時代に至り、CMくらいまとまれば全国での知名度も昔のように上がると思われるが、親たちの意向をそのまま継承しているようだ)

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[ 2016年6月 1日 ]

 

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