アイコン 薮本三木市長 強健発動 理事・部長級計6人の業者癒着飲食問題公開拒否

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地方自治体は田中に行くほど倫理などないに等しい。業者との癒着など当然のこと、国会議員の大臣殿が銭を直接・間接受け取る時代、自治体にあっては幹部になればなるほど、裏でこそこそ、たまたま表に出てきたのが三木市ということだ。

兵庫県三木市職員倫理審査会の清水美知子委員長(関西国際大教授)らが3日、神戸市内で記者会見し、3人の委員全員が辞任する考えを明らかにした。
市の幹部職員の酒席に受注業者らが同席した問題を議論した会合の議事録公開を巡り、市の対応の不備を指摘。各委員は「市の説明が二転三転し、振り回された」と、厳しく批判した。
 会見したのは、清水委員長のほか、弁護士の白承豪、西田雅年両委員。
同審査会は、昨年11月に開かれた市幹部慰労会2次会で公共事業の受注業者らと同席した問題を調査し、今年2月、利害関係者との飲食を禁じた市職員倫理条例に理事・部長級の計6人が違反したとの意見書をまとめた。

 清水委員長によると、審査会は2月3日の最終会合で議事録の公開・非公開について協議。
市側から、審査会に判断の権限があると説明を受けた上で、部分公開することを決めた。

市は同5日、神戸新聞記者から情報公開請求された際には審査会の判断通り部分公開したが、同23日以降に請求した市議ら計7人には一転、全面非公開。決定通知はいずれも清水委員長名で出されていた。

 清水委員長は、「非公開決定の報告を受けていない」として、4月25日、市に質問書を送付した。
1ヶ月以上経ち、藪本吉秀市長から5月30日付で届いた回答書には「議事録の公開・非公開決定は、市長に権限がある。委員長名で通知したのは誤った処置だった」などと書かれていたという。

市の担当者は、情報公開条例の手引書に、「審査会が判断するのが妥当との記述があるのを基に、誤った説明をしてしまった」としている。
 白委員(弁護士)は「きちんとした法解釈を前提に市政運営がなされているのか疑問だ」。
西田委員(弁護士)も「条例や規則に対する考え方がいい加減なのでは」と苦言を呈した。
清水委員長は「市の説明がコロコロと変わり、不信感というよりもアゼンとするばかりだった」と振り返った。
 
三木市の赤松宏朗・市企画管理部長は「一方的に会見が行われたので内容は把握していない。辞任の理由を確認し、受理する方向で検討する」と話している。
以上、報道参照

クサイ物には蓋をしようというヤブ三木市制を如実に現した隠蔽事件、今の世でも業者と市の幹部たちが堂々と飲食する三木市であり、その知名度は今回、全国区に拡散されたようだ。
最近、再び総務省OBの地方自治体長が多くなってきている。国が地方の行政を取り仕切るためだろうか。実際の手腕は、鹿児島や佐賀に見られるように、地方有力者馴れ合い過ぎ政治を行っている輩たちばかりだ。
総務省にとっては、自治体長の省間の派閥争いもあり、常に目をかけているが、総務省OBのヤブ市長が、ヤブ政治を行うようでは先が思いやられる。

 

三木市:人口77,204人

三木市市長
氏  名
藪本吉秀
生年月日
昭和33年11月28日(現在57歳)
<学歴>
三木市立志染幼稚園、志染小学校、志染中学校卒業
県立小野高等学校卒業
横浜国立大学経済学部経済学科卒業
大阪大学大学院経済学研究科博士前期課程修了(経済学修士)
<職歴>
昭和57年、兵庫県庁に就職
自治省、総務省への出向含め、23年間の公僕生活
元総務省公務員課課長補佐
元兵庫県新行政担当課長を歴任
平成18年1月21日、三木市5代目市長に就任
平成26年1月21日~ 3期目
<所属学会>
日本地方財政学会員、コミュニティ政策学会員
 

[ 2016年6月 7日 ]
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