中国で豪雨をもたらし続ける活発な梅雨前線価値同 25日のレーダー観測図
スポンサード リンク
西日本では、各地に災害をもたらした梅雨前線は、太平洋高気圧が勢力を増し北上して消えたが、中国の内陸部では活発な雨雲がまだ観測され、各地に豪雨をもたらしている。それでも前線はかなり押し上げられ中国内陸部の北部に移行している。
ただ、長江(揚子江)や支流の上流域であり、三峡ダムの危機は去っていない。これまでにも支流などのダムや防堤を破壊し、神奈川県全域の面積を持つ太湖周辺の多くの町を飲み込んだ。
夏に至る大陸性高気圧と太平洋高気圧のせめぎ合いの現場である梅雨前線も25日01時のレーダー観測では、太平洋高気圧が大陸奥深く張り出し、最後のせめぎあいになっているようだ。
これまでは暖かい南シナ海や東シナ海から水蒸気が梅雨前線に供給されていたが、レーダー観測では、日本海から供給されているようだ。かなり活発な活動で21日までと同様、華北一帯に豪雨をもたらし、山間部では土砂崩れなどさらに被害をもたらしているものと見られる。
スポンサード リンク
[ 2016年7月25日 ]
コメントをどうぞ