アイコン 自動車大手7社 第一四半期 5社純利益減と円高直撃

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自動車大手7社の16年第一四半期(4~6月)連結決算が4日出そろった。
英EU離脱問題で円高が急速に進んだことに加え、熊本地震におけるサプライチェーンの寸断問題や燃費不正問題も影響し、最終的な儲けを示す純利益は5社で減少した。燃費不正の三菱自は赤字に転落し、増益は欧州・インドで好調なスズキだけだった。
国の政策が効いた円安の恩恵を享受した昨年とは異なり、円高で各社は苦戦を強いられている。

各社は4月以降の想定為替レートを一ドル=105~110円程度に設定していた。4~6月は平均108円程度だったが、円高進行で6月下旬には100円を割り込む局面もあった。8月の現在でも101円前後となっている。
(自動車産業は、円高ではもう国内では造っちゃおれんと再度国外へ生産拠点を移すことになる。日本の製造業は、少子化で縮小し続ける国内需要外は、海外へ生産基地を移転拡充させ、日本の施設はだんだん研究開発拠点だけになる。・・・会社がそれまであるという前提条件だが・・・)

自動車大手7社 2016年第一四半期決算
連結/億円
売上高
純利益
売上高
前年比
純利益
前年比
トヨタ
65,891
-5.7
5,524
-14.5
ホンダ
34,717
-6.3
1,746
-6.1
日産
26,544
-8.4
1,363
-10.7
マツダ
7,762
-3.7
212
-42.2
富士重工
7,693
0.5
788
-6.3
スズキ
7,540
-2.4
379
19.7
三菱
4,287
-14.3
-1,297
-

[ 2016年8月 5日 ]
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