アイコン 翁長氏が任命した「駐米沖縄大使」の顛末

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沖縄2紙、沖縄タイムス、琉球新報が絶対に報道しない翁長県政の不都合な真実。
今日は「うちな~ニュース」の(東村、高江ヘリパッド問題!)に続いて、沖縄問題や沖縄左翼に鋭く切り込む秀逸のブログ「農と島のありんくりん」の(翁長 氏が任命した「駐米沖縄大使」の顛末)を、一週遅れながら、重要な課題として黙過できないと判断したので紹介させて頂きます。

(農と島のありんくりん)
http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/

(翁長氏が任命した「駐米沖縄大使」の顛末)
http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/2016/07/2016-7a19.html

翁長氏にトラブルが持ち上がっています。
高江ヘリパッドで、味方から突き上げられて苦しい時期にまたもや不祥事が発覚しました。

 よく自治体はタレントに観光大使みたいなものは乱発しますが、沖縄県の場合、そんな冗談ぽいことではなく、マジメに「外交」をする気だったから困ります。

 県知事がワシントンに乗り込むというていどのことは、大田知事もしていましたが、とうとう常駐の「駐米大使館」を作ったというのですから、そうとうなものです。

まぁ、そもそも自治体に外交権などはない、安全保障は国の専管事項だ、などと野暮なことは言いっこなしにしましょう。
今日取り上げるのは、この「駐米大使」に任命した人物に、ほとんど詐欺同然にいいようにされていることです。
ご紹介します。平安山(へんざん)英雄「沖縄県駐米大使」こと、沖縄県ワシントン事務所長です。パチパチ。

翁長知事

016年7月9日琉球新報より引用 米事務所の開設許可証を掲げる翁長雄志知事(右)と駐在員の平安山英雄氏=2015年5月、米ワシントン


産経新聞(2016年7月.29日)のスクープです。

「在米沖縄事務所が事業丸投げ 事務所活動費の9割超がコンサルタント委託料

 米ワシントンにある「沖縄県ワシントン事務所」の平安山英雄所長が不適正な査証(ビザ)で活動を続けている問題で、事務所活動費のうち9割超を委託料と してコンサルタント会社1社に支払う契約を結んでいることが28日、情報公開制度で県が産経新聞社に開示した文書で分かった。

 委託内容は米国の政策調査や情報収集などで、事務所が業務をコンサルタント会社に事実上「丸投げ」している実態が浮かび上がった。」
天敵・産経の報道ですから、ソースを見ただけで脊椎反射する人が多いでしょうが、記事には煽りはなく、産経の情報公開法にもとづく開示請求により、県が公表した文書を引用しているにとどまります。 (といっても黒塗りがいっぱいあったそうですが)

 まず、あれ、平安山氏は県職員、ないしは準公務員待遇ではなかったのかしらと素朴に思いませんか。

 県職員として米国で「駐米大使」をさせていると、おそらく県民のすべてはそう思っていたと思います。
ところが、平安山氏はかんじんな仕事を、コンサルタント会社に丸投げしてしているというわけです。

 しかもその委託料が、ハンパではありません。
なんと平成28年度にこのコンサルタント会社に支払った額が、6千849万円です。

 このようなロビイングに対してのコンサル料は、実態が不明のつかみ銭のようなものです。こんなものに公金を7千万円も注ぎ込んでよいのでしょうか。
実際に、その成果は皆無でした。

 「開示された平成28年度予算の内訳書によると、ワシントン事務所の活動費は全体で7369万円を計上し、このうち約93%に当たる6849万円が委託 料だった。委託内容は(1)駐在員設置と活動支援で4549万円(2)米国政策調査で2300万円-となっている。」(同)

 その上、平安山氏は、ちゃっかりと県からも高給を食んでいたというのですから、図々しというか、なんというか。

 報道が正しければ、 現地法人に丸投げしているなら、平安山氏以下2名のワシントン事務所スタップは不要なわけですから、即刻閉鎖して解雇すべきです。

 この平安山氏の年棒もわかってしまいました。
「沖縄県、在米沖縄事務所長に年9百万円の外国勤務手当 外務省の駐米大使級並み

 米ワシントンにある「沖縄県ワシントン事務所」の平安山英雄所長が不適正な査証(ビザ)で米政府や議会にロビー活動を行っている問題で、県が平安山氏に外国勤務手当として月額約75万円を支給していることが20日、分かった。
1年間の外国勤務手当の支給額は約900万円に上る。
これとは別に部長級は給与として1千数十万円が支給されるため平安山氏の年収は約2千万円とみられる。」(同)

わ、はは。すいません。

 笑うところじゃなかったのですが、この平安山氏という男の鉄面皮ぶりがあまりにスゴイので、つい笑ってしまいました。

 平安山氏の年俸は、整理すると以下です。
・県の部長待遇としての年俸・・・1千数十万円
・外国勤務手当て       ・・・約900万
・平安山氏年俸の計   ・・・約2千万円超  
 
とんでもない超高給取りですね。 (県の部長ももらっていますなぁ)

 これは本職の駐米大使の報酬より高額だそうです。

 ちなみに厚生労働省の発表では、全国47位の沖縄県の平均賃金は355万6400円です。

 平安山氏は、実に一般県民の.6倍弱の高級をもらっていたわけです。

 しかも、仕事は要するにロビイング゙ですが、百歩譲って、いくら高給を貰っても敏腕ならばいいとしましょう。

 残念ながら、平安山氏は無能を絵で描いたような人物だったようです。
ロビイングとは、米議会や連邦政府のロビーにたむろして、行き交う議員や政府職員に声をかけて政策決定に影響を与える活動のことです。

 米国はこれのメッカですが、日本人が苦手とする領域でした。

 本物の日本政府大使館さえ下手で、いままで中韓に苦汁を飲まされてきたのは、ご存じの通りです。

 それをたかだか県レベルの自治体がやろうというのは、意気たるや壮ですが、翁長氏がここで引っ掴んだ人物が、売り込みにきていた駐沖米国領事館のスタッフだった、平安山氏だったというのが運の尽きです。

 平安山氏は、現地雇用の日本国籍の職員にすぎません。国務省に雇用されている正規の外交官ではありませんでした。

 米軍ならば、SOFA(日米地位協定で保護されている軍属)にもなれないランクです。

 そして彼が一貫してやってきたのは、皮肉なことには辺野古移設の推進でした。

 「平安山氏は米政府の一員として辺野古移設を推進していた立場から一転、移設阻止を訴えるポストに就いた。

 米政府内では裏切りと映り、平安山氏が旧知の米政府高官に接触しようとしても敬遠されるのは当然といえる。今年5月の翁長氏の訪米の際、米政府関係者との面談を実現できなかったことが象徴している。」(同)

 当然のこととして、予想にたがわず平安山氏はまったく使い物になりませんでした。

 どこの国でもそうですが、ことのほかアングロサクソンは裏切り者を嫌います。
そんな米政府にとって、寝返りを演じた現地雇用の下級スタッフなど、顔も見たくなかったからです。

こんな人物が、連邦政府や議会の廊下をウロチョロして、「あ、なんとかさん。私、私を覚えていますよね」なんてやっても、ダメに決まっているじゃないですか。

 平安山氏がなんと言って翁長氏に取り入ったのか知りませんが、だまされた翁長氏が悪い。

 「平安山氏は同県の翁長雄志知事の2度の訪米で会談相手の調整や訪米時の対応を行っているが、今年5月の2度目の訪米では米政府関係者との会談は実現しなかった。

 首脳・外相会談をはじめ、日米間で安全保障や経済など多様なテーマについて調整や協議を行う駐米大使と同等の扱いをしていることは疑問視される。」(同)

 あげくの果てに、正規の外交ビザを取得しないで、外国人が商用ビザでロビイングしていることを重く見た米政府から、不法就労として退去勧告を受けそうなあんばいです。

 これは平安山氏の県職員としての勤務実績が、ゼロだからです。

 米国滞在中の期間は勤務実績にはならないからですが、そんなことも調べずに「駐米大使」に任命したのかと、呆れてしまいます。

 「昨年4月の事務所開設と赴任以降、適正な就労ビザを取得できず、短期滞在が対象の商用ビザで活動を続けている。専門家は「不法就労の疑いがある」と指摘している。 」(2015年7月6日産経)

 いまさらそもそも論を言っても始まりませんが、力量がない翁長氏が「県外交」をすることが、こんな馬鹿な事態を生み出したことです。

 そして元々筋がよくないこの「県外交」という甘い菓子に群がったのが、平安山氏という蟻だったわけです。

 まさに翁長氏は、血税をドブ゙に捨てたようなものです。

[ 2016年8月 4日 ]
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