アイコン THAAD配備 陰湿な中国の韓国への経済制裁始まる

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在韓米軍への最新鋭ミサイル防衛システム「最終段階高高度地域防衛(THAAD)」配備をめぐり、中国のメディアが連日、激しい反対論を展開している。
韓国では、中国による非難キャンペーンに懸念が高まっている。

 「THAADの配備は戦争を引き起こす」。中国中央テレビは連日、THAAD配備予定地の韓国南部・星州の住民らが反対する声を報じている。

国営新華社通信は2日、反日を貫き通した盧武鉉の政権で統一相を務めた丁世鉉が「米国による東アジア戦略の罠にはまった」などと主張するインタビュー記事を配信している。

中国国営メディア各社は5日「韓国がTHAAD配備を強行するのであれば、中国は国連による北朝鮮制裁から離脱する可能性がある」と報じた。

中 国国営のチャイナデイリーは5日「THAADが北朝鮮制裁の国際協調を破壊する」という見出しの社説で「THAAD配備は北朝鮮に対する国連決議の履行に 分裂をもたらす」とした上で「中国は安全保障に対する懸念から、韓国・米国・日本と共に国連による北朝鮮制裁を実行に移してきたが、THAADはこの連携 の死を告げた」と報じている。

(習近平と金正恩とが仲が悪い。中国がどうして北朝鮮に対して、核を廃絶させ、どこへ飛んでいくかわからないミサイル の発射実験をやめさせることができようか。この2人は独裁という点で同じ人種だが、単なる金のつながりでしかない。習は、南鮮の朴とは国家主席就任以来、 何回も会談しているが、金正恩とは一回も会談していないのがそのことを如実に物語っているといえよう)

<経済制裁>
1、中国は、このたび、自国産蓄電池メーカー優先政策により、EV車両向け電池の補助金につき、対象電池の認可制を採用し、韓国のサムスンとLGの蓄電池を今までのところシャットアウトしている。補助金対象の認定を受けなければ車両価格の1/3に達する蓄電池であり、EVメーカーが両社の電池を搭載する可能性はほとんどなくなる。

<ビザ規制強化>
中国大使館の領事部がビザ申請を代行する韓国の業者に対し、商用数次ビザの発給要件変更を最近口頭などで伝えたとされる。ある代行業者は「2日午後遅く、中国大使館のビザセンターから連絡があった」と明らかにした。
 それによると、中国訪問履歴がある商用ビザ申請者の場合は、取引先など中国企業の招へい状と、これまで発給された中国のビザまたは中国の出入国記録が必要になる。これまでは中国企業の招へい状がなくても、韓国の代行業者が準備した書類でビザを取得することができた。
 また、中国に初めて行く人の場合は、現地企業の招へい状があっても数次有効のビザは取得できず、1回または2回限りのビザしか取得できない。

<韓国のCM にクレーム>
中国共産党系の環球時報は、韓国のCM映像を問題視している。米国系のあるスポーツ・ブランドが作った靴のCMで、韓国でだけ放映されている。俳優パク・ポゴムが「万里の長城」という名前の男性と囲碁対決をする場面が登場、CMの中で女性が一緒にダンスをした「万里の長城」のほおをたたくと、パク・ポゴムがこれを見て笑うというものだ。この男性は囲碁でもパク・ポゴムに敗れるというもの。

<芸能制裁・キャンセル>
1、6日に予定されていたKBSドラマ『やけに切なく』で主演を務めているキム・ウビンとMissAスジの中国ファンミーティングが3日、突然延期された。ドラマ制作会社サムファ・ネットワークスのアン・ジェヒョン代表は4日、「ファンミーティングの主催者『Youku(優酷)』から『やむを得ない事情によりファンミーティングが延期されることを了解してほしい』と一方的に通知された」と語った。

2、この日、女優ユ・インナも中国・湖南衛星テレビのドラマ『相愛穿梭千年』を降板させられる可能性が高いという話が広まった。所属事務所YGエンターテインメント側は「制作会社と協議中」として即答を避けた。

3、歌手たちも同じだ。女性アイドルグループWa$$upと男性アイドルグループSNUPERのイベント・番組出演が取り消された。SNUPERの所属事務所WIDMAYの関係者は「中国の音楽ランキング番組『AIBB』出演のため21日に出国する予定だったが、3日午後に中国側からイベント出演取り消しの通知を受けた。詳しい理由は何も聞いていない」と明かした。

こうしたことを受け、米WSJは、「中国の韓流ボイコットは戦域高高度防衛ミサイル(THAAD)配備決定に対する報復とみられる」「SMエンターテインメントやYGエンターテインメントといった関連企業の株価が下落している」と報じている。

<大型団体の韓国旅行キャンセル>
 中国人の韓国観光旅行も雲行きがあやしい。中国現地の旅行会社関係者は「来月予定されていた5000人参加の中国企業『ご褒美旅行』が取り消された」と語った。この関係者は「突然、旅行先を日本や台湾に変更するとの連絡を受けた。政府から指示があったわけではなく、『目を付けられてもいいことはないから』という感じだった」と話している。

<中国の陰湿な身勝手な制裁>
中国の陰湿な経済制裁は、南沙諸島で対立したフィリピンに対して、中国が輸入したフィリピンバナナを入管当局が長期に渡り防疫検査をせず、腐れバナナにしてフィリピンに送り返した事件が代表例であろう。それ以来、フィリピンは中国へバナナを輸出できなくなった。
日本企業も多くの審査で尋常では考えられないくらい長期間を要するようになった。

 

[ 2016年8月 6日 ]
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