アイコン Su-33の模造品「殲15」墜落 操縦制御装置故障 空母「遼寧」主力艦載機

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0730_06.jpg中国の主力戦闘機J-15(殲15)が試験飛行中に墜落し、パイロットが死亡していたことが確認された。これを受け、中国の大洋海軍戦略に支障が生じるという見方が出ている。

中国人民日報などによると、4月27日に陸上基地から空母への着陸訓練をしていたJ-15が墜落した。事故原因は、飛行操縦制御装置の故障と判明した。
J-15は、中国初の空母「遼寧」の主力艦載機。中国は3月にJ-15が「遼寧」に離着陸する場面を公開したりもした。今回の事故をめぐりJ-15開発に決定的な問題があるのではという観測が出ている。

中 国は「遼寧」に続く2番目の空母を建造している。「遼寧」は、ソ連解体後、ウクライナから購入した空母(未完成)を、約束を破り空母に改造したが、2番目 の空母は独自の技術で建造中。今回の事故につながった技術の欠陥を解決できなければ、空母戦略化に支障が生じることもある。
以上、

「殲15」は2009年初飛行しており、当時の中国製集積回路では、時間が経過するとともにボロが出てきているのだろう。

ロシア国防省のイゴール・コロチェンコ大佐は、「中国の模造品であるJ-15は、ロシア製のSu-33艦上戦闘機と同等の性能を達成することができないだろう。」と述べている。
ロシアは、戦闘機を売却すれば、すぐパクッて自国産を造ることから、中国からSu-33機50機の購入依頼があったが断っていた。
2001年頃、Su-33の試作機のT-10K-3がウクライナから中国へもたらされ、J-15の開発に広汎に参考にされたとしている。
2006年にロシアのSu-27SKを基として中国が開発した戦闘機J-11B(殲撃11B/殲撃11BS)が、ロシアとの知的財産権協定に違反していることが発覚し、Su-33の売却を中止した。

(ソ連崩壊後独立したウクライナは、「遼寧」(元名:「ワリヤーグ」)しろ、J-15の原型機にしろ、中国へなりふり構わず売却している。そんなウクライナが米主導でクーデターを起こした際、日本政府は米国に追従してウクライナを擁護している。一円の得にもならない。)
中国紙は2013年、J-15S(複座式)の大量生産に入ったと報じていた。
ただ、中国はエンジンもT-10K-3を真似て造ったものの、耐久性がまったくなく、ロシアから戦闘機用エンジン(AL-31エンジン)の購入を続けている。
ロシアの最新戦闘機はSu-35、米国がロシアを孤立させているため、中国へ急接近したロシアは、同機を中国へ20億ドル超で売却する契約を昨年11月締結している(機数不明)。



 

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[ 2016年7月30日 ]

 

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