アイコン 7~9月のインバウンド効果▲2.9%減  元に対して24%円高響く

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1020_04.jpg観光庁が19日発表した7~9月期の訪日外国人消費動向調査によると、訪日客が旅行で使ったお金(消費総額)は、前年同期比▲2.9%減の9717億円となった。
前年同期に比べて減少するのは、2011年10~12月期以来、4年9ヶ月ぶりとなる。
円高の進行で日本での消費に割高感が出てきたことや、中国人が高額商品を大量に買う「爆買い」に陰りが出てきたことが要因。
1人当たりの消費額は▲17.1%減の15万5133円となった。
消費総額の約45%を占める中国人1人当たりの消費額が▲18.9%減と大きく落ち込んだことが響いた。
中国経済の減速に加え、ビザ発給要件の緩和で、所得水準がそれほど高くない「普通の中国人」の観光客が増えたことも要因とみられる。
以上、読売新聞参照

以上だが、日本製品の購買は今や中国のECサイトで真っ盛り、総体では悲観すべきことはないだろう。すでに年間8千億円以上が中国ネットで購入されているという(アリババ・馬談)。リピート客の多くが、旅行では重たい荷物になり、ほとんどが中国のECサイトで日本製品を購入しているという。
それに、為替はドルに対して、円高と元安が進行しており、ドルに対する以上に元は安くなり、円高が進んでいる。観光客数が減らない分、感謝するしかないだろう。
円高はドル基準で話されるが、昨年5月と今年9月を比較すると、ドルは18%円高になっているものの、元は24%も円高になっている。昨年の爆買いから減るのが当たり前だろう。 中国ECサイトの売上高も元に対する超円高で、売上高が落ちるのではと懸念されている。
 

 

 
対ドル・円
対元・円
2015年5月
124.115
19.997
2015年12月
120.197
18.292
2016年3月
112.595
17.401
2016年9月
101.407
15.173
16/9対15/5比
-18.30%
-24.13%
 
円高
円高
 

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[ 2016年10月20日 ]

 

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