アイコン 米利上げ12月へ先送りで円高に、原油減産まとまらずOPEC

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米連邦準備制度理事会(FRB)は2日、連邦公開市場委員会(FOMC)を開催し、政策金利の据え置きを決定、追加利上げを見送った。
 発表された声明では「利上げの根拠は強まっている」とした上で、必要なのは「あと少しの証拠」だと指摘。12月会合での決定の可能性を示唆した。
11月2日のNY市場は
対ドル円は103.32円
NYダウは、▲77.46ドル安の17959.64ドルと大台を割った。
WTI先物価格は、45.51ドル。

原油価格は、OPEC+ロシアが生産調整を前提として話し合うと発表され、51ドル台まで値上がりしていたが、その後、いつものことで、1日・2日と開催されていたOPEC会合でイランが減産から除外するよう求めたことで収拾が付かず、11月25日に開催されるOPEC+非加盟国会合まで結論が先送りされた。これを受け、45ドル台まで下げているもの。

この間、原油価格が上がったことから、米国のシェールオイル軍団や原油採掘会社のリグの稼動数が増加していたが、45ドル台まで下がり、また、稼動リグ数が減った。
一方、需要の一面を担う米国の自動車販売台数は、これまで好調だったが、10月までの3ヶ月間は連続して減少しており、陰りが出てきたものと見られている。自動車販売の大幅な値引き・サービス合戦でもマイナスとなっている。


米国は利上げ動向を見るだけでも、世界の基軸通貨ながら、自国経済のみしか脳味噌に入れていない。新興国への影響は計り知れず、世界経済が前を向かない原因ともなっている。

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[ 2016年11月 4日 ]

 

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