損害保険各社は平成３２年までに、すべての車種で一律となっている軽自動車の自動車保険の保険料の水準を、事故や盗難の多さなどに応じて車種によって変える仕組みを導入する。

自動車保険の保険料は乗用車の場合、事故や盗難の多さなどに応じて車種ごとに９つに区分されていますが、軽自動車は一律となっている。

損害保険各社が加盟する損害保険料率算出機構は９日、軽自動車にも車種によって保険料が変わる仕組みを平成３２年までに導入すると発表した。

具体的な区分の仕方はまだ決まっていないが、事故や盗難の多さに応じて保険料の水準を３つに区分する案などが検討されている。

車種によって保険料に差がつくことで、軽自動車の販売動向にも影響を与えることになりそう。