アイコン 2016年の米国の貿易収支  対日赤字▲689億ドルで2位浮上

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米国の2016年の貿易収支
輸出 ▲32.%減の1兆4,546億ドル
輸入 ▲2.6%減の2兆1,889億ドル
貿易収支は▲15.%減の▲7,343億ドル
サービス収支は+2,478億ドル

米国の主要貿易赤字国は、
1位、中国は▲5.5%減の3470億ドル、全体の約47%。
2位、日本は0.2%増の689億ドル、全体の約9%。
3位、ドイツは▲13.3%減の649億ドル。(VW不正で自動車輸出減)
4位、メキシコは4.2%増の632億ドル。

米商務省が7日発表した2016年の貿易統計(通関ベース)によると、モノの貿易での対日赤字は689億ドル(約7兆7千億円)となり、相手国別では3年ぶりに中国に次ぐ2位に浮上した。
トランプ大統領が「不公平だ」と批判する自動車関連も対日赤字が526億ドルに増加。10日に開く日米首脳会談では、貿易不均衡を巡って議論になる。
米国の貿易赤字は、全体で7,343億ドルとなり、前年比1.5%減少した。
ドル高の影響で輸出が1兆4,546億ドルと▲3.2%減少したが、資源安などの影響で輸入額が2兆1,889億ドルと▲2.6%減った影響が大きい。

国際収支ベースでみたサービス収支は+2,478億ドルの大幅な黒字で、モノとサービスを合わせた収支は▲5,023億ドルの赤字だった。

対日貿易赤字は、前年比横ばいで、全体の9%を占め、米国の貿易赤字国としてはドイツを抜いて2位に浮上した。
自動車関連の貿易赤字は、前年速報値(489億ドル)から大幅に増え、対日貿易赤字全体の8割弱の規模となった。
日本メーカーは北米生産にシフトしているが、日本車の対米輸出は高級車が中心で、単価上昇が貿易赤字拡大の要因となった。

トランプ政権は、日中独を通貨安誘導と批判するなど、早くも貿易赤字削減の標的としている。メキシコには北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉を突き付けて、貿易不均衡の是正を求めている。

フロリダでのゴルフ代がえらく高く付きそうだ。安倍首相の腕前は知らぬが、圧倒してトランプに勝つことが必要だろう。
ただ、日本は自動車産業だけで飯を食っているのではないことも、自動車メーカーおよび政府は頭において置くべきだろう。
日本の産業は、円安政策で未曾有な利益を計上したにもかかわらず旧態依然のままであり、行き着くところに行き着こう。

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[ 2017年2月 8日 ]

 

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