気象庁によると、大型で猛烈な台風１９号は、１２日土曜日から１３日の日曜日にかけて、暴風域を伴って西日本から北日本にかなり接近する見込み。
９日午前９時には、日本のはるか南のマリアナ諸島付近を１時間に２０キロの速さで北西へ進んでいる。
中心の気圧は９１５ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は５５メートル、最大瞬間風速は７５メートルで、中心から半径２４０キロ以内では風速２５メートル以上の暴風が吹き荒れている。

台風は次第に進路を北寄りに変え、非常に強い勢力を保ったまま１２日の土曜日から１３日の日曜日にかけて、近畿・東海・関東にかなり接近し、その後、東北地方へ進む見込み。

台風の北上に伴って、小笠原諸島では、明日から明後日にかけて、非常に強い風が吹くほか、海上は猛烈にしける見込み。
また、沖縄県の大東島地方や鹿児島県の奄美地方では、明日から西日本、東日本の太平洋側では明後日ごろから、いずれも大しけとなるおそれがある。