アイコン (株)ウイル(大阪)/自己破産へ

 

 
 

婦人服卸の(株)ウイル(大阪市中央区南船場***)は11月20日事業停止、事後処理を橋上聖弁護士(電話06-6311-0577)に一任して、自己破産申請の準備に入った。

負債額は約3億円。

同社は昭和58年10月設立の婦人服の卸売業者。自社で企画し国内外の外注先で製造、服飾商社などを販路に以前は10億円以上の売上高を計上していた。

しかし、長期消費不況、ファストファッションの台頭などから、最近では売上高は半減し、在庫増などから資金繰りも悪化し、今回の事態に至った。

追、最近再び、大阪の繊維問屋街の破綻が多くなってきている。消費不況・安価なファストファッションの台頭、ユニクロ等に押されているのだろう。企業中心の安倍政権では実質個人所得は減るばかりであり、少子高齢化も進む中、消費が改善に向かう可能性は0に近い。一方で新富裕層向けの高価な新興ブランド品はよく売れている。

[ 2019年11月22日 ]
 

 

 


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