追報:中山産業(株)(大阪)/自己破産へ
既報。工業用プラスチック製品製造の中山産業(株)(大阪市淀川区西中島4-10-19、代表:中山和久)は12月13日事業停止、事後処理を岡田和也弁護士(電話078-326-2080)ほかに一任して、自己破産申請の準備に入った。
負債額は約3億円。
同社は昭和34年創業の工業用プラスチック製品の製造業者。軽量プラスチックコンテナや産業資材・建材などの製造を手がけ、以前は4億円あまりの売上高を計上していた。しかし、リーマンショック以降、納品先などが海外へ工場移転し、同社は売上不振に陥り、最近は1億円台まで売上高が落ち、原料高などから採算性も悪化させ、資金繰りにも窮し、今回の事態に至った。
追、同社は「2008大阪ものづくり優良企業賞」を受賞するなど技術力は評価されていた。
中国で生産できるものはすべて淘汰されていく。
[ 2019年12月26日 ]