関東信越国税局は、法人税約3500万円を脱税したとして、法人税法違反の疑いで、茨城県水戸市の測量設計会社の中央技術(株)と八木岡啓一元社長(50)を水戸地検に告発した。
同社関係者は、一部で見解の相違もあったが、修正申告と納税を済ませ、社長は今月辞任したとしている。
平成28年5月期までの2年間、元社長が経営する別会社に外注費を支払ったように装い、所得約1億4100万円を隠した疑いがもたれている。
隠した金は、元社長の個人的な投資などに充てたとみられる。
よほど悪質でない限り税当局の地検への告発は限られるが・・・
今後、同社に対しては行政処分が課せられると見られる。