アイコン 柳川市の水産加工会社「善明」約5億円脱税で社長ら逮捕


福岡地検は、法人税と消費税、あわせて5億円あまりを脱税したとして、柳川市の水産物の加工販売会社「善明」の社長・吉川昌秀容疑者(32)と経理担当の社員・コウ口直美容疑者(57)の2人を逮捕した。

2人は平成28年7月期から3年度にわたって、経費を水増ししたほか、架空の商品を仕入れたように見せかけ、法人税と消費税、計5億円あまりの課税を免れたとして、法人税法違反や消費税法違反などの疑いが持たれている。

「善明」は、中国で質が高く高級食材とされる有明海産のビゼンクラゲなどを漁業者から買い上げ、自社工場で加工して輸出して利益を上げていた。

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法人税は、会社の売り上げから経費の合計を引いた額が課税の対象となるため、2人は経費を水増しして利益を少なくみせることで所得を隠し、課税額を不正に少なくしたとみられる。

また、消費税は仕入額が多いほど課税額が少なくなるため、架空の商品仕入れを装って脱税したとみられるという。

検察は、2人の認否を明らかにしていない。

[ 2020年10月 7日 ]

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