前回3月下旬からの感染拡大は、その基点は厚労省が成田での検疫感染検査を感染検査機器の問題で3月12日から1週間以上しなかったことから、欧米の大感染拡大により急遽欧米から帰国した日本人のビジネスマンや旅行者がウイルスに感染したまま全国へ帰国し、それを基点に3月20日からの3連休の人出により、緊急事態宣言を発するまでに増加した。

今回は、5月25日、全国で21人まで発生が収束したものの、その後も無自覚のウイルス感染者について当局が、解除以前の態様を続け、感染検査を積極的に行わなかったことから、水面下で感染者が増加、それが新宿歌舞伎町の料飲食業界に点火し、集団感染が続き、それでも積極的な感染検査を行わず、最近やっと濃厚接触者に対して検査をするようになった。

名古屋市は今だ濃厚接触者さえ感染検査せず、要観察措置を採っている人たちが1000人以上おり、緊急事態宣言もないことから成り行き任せ、すでに緊急事態宣言以外手の打ちようもなくなっている。
東京都は、最近はやっと濃厚接触者以外の接触者にも感染検査を呼びかけるなど積極的な感染検査に移行している。全国もこうした都の動きに連動してもらいたいものだ。

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緊急事態宣言を発しない限り、ほかに感染拡大を食い止める方法は、感染検査を最大限増加させ、一人でも多くの感染者を、さらに伝播させないように隔離するしかない。

(日本にはスイスのロシュ製の高価な全自動のPCR検査機器を昨年末までに35台、厚労省の税金投入で購入し設置しており、その検査数は24時間で合計10万件以上、さらにその後も国内メーカーが短時間検査装置を開発して納品しており、日に15万件は検査できる体制にある。稼働率30%としても4万5千件検査できる計算だ。先日初めて2.4万件の検査を実施した日があったが、集計の歪さから、実際はもっと低いものであろう。ただ、そうした数値になったことは各自治体が感染検査に前向きに動いていることだけは間違いない。ただ、感染者の絶対数が多く、必要に迫られて多くなっていることも事実だ。名古屋方式は絶対回避していもらいたいことだ)

日本の主流を占めている感染者の自宅隔離などもってのほか、家族感染や、地域感染を広めるばかりだ。政府も自宅隔離の厳密な要件事項を作成し、自治体に指示すべきだが、そうした考えはまったくない。
そもそもウイルスからの「隔離」を「療養」と表現させた厚労省や専門家会議・諮問会議が最大のガンになっている。国民に・感染者に誤解を与える単語だ。
新コロナウイルス感染症に対して認識の甘さばかりが際立っている。追随するマスコミの責任も大である。
ウイルス感染者が増加するほどに、防疫に脆弱な病院や高齢者施設をウイルスが取り囲むことになり、集団感染があちこちで発生し、政府さえ危惧する重症者も急増することになる。
病院の集団感染を経験した東京都などより、地方の病院や高齢者施設での集団感染が懸念される。

 


スクロール→

東京都 3週間 感染年齢層分析/都発表値集計

 

発生数

20代未満

20

30

40

5060

70代超

710

243

9

126

60

22

21

5

711

206

15

90

54

22

20

5

712

206

21

87

46

20

20

12

713

119

3

51

33

16

14

2

714

143

13

64

29

16

17

4

715

165

10

69

36

24

16

10

716

286

14

139

57

31

35

10

A小計

1,368

85

626

315

151

143

48

構成率

100%

6.2%

45.8%

23.0%

11.0%

10.5%

3.5%

717

293

7

147

63

34

29

13

718

290

13

125

64

40

31

17

719

188

6

84

45

26

20

7

720

168

3

69

39

27

21

9

721

237

4

83

54

37

41

18

722

238

17

86

58

31

34

12

723

366

24

139

93

51

38

21

B小計

1,780

74

733

416

246

214

97

構成率

100%

4.2%

41.2%

23.4%

13.8%

12.0%

5.4%

724

260

6

108

78

32

29

7

725

295

20

119

66

48

34

8

726

239

4

89

59

29

34

24

727

131

5

55

24

23

18

6

728

266

13

101

67

29

42

14

729

250

9

100

60

38

33

10

730

367

11

147

89

53

43

24

C小計

1,808

68

719

443

252

233

93

構成率

100%

3.8%

39.8%

24.5%

13.9%

12.9%

5.1%

/B増減数

28

-6

-14

27

6

19

-4

/B増減率

1.6%

-8.1%

-1.9%

6.5%

2.4%

8.9%

-4.1%

/A増減数

440

-17

93

128

101

90

45

/A増減率

32.2%

-20.0%

14.9%

40.6%

66.9%

62.9%

93.8%

+C計

3,588

142

1,452

859

498

447

190

構成率

100%

4.0%

40.5%

23.9%

13.9%

12.5%

5.3%

ABC計

4,956

227

2,078

1,174

649

590

238

 


スクロール→

東京都の新コロナ概要

730日現在

解除の525日現在

30日発生件数

367

 

8

 

累計感染者

12,228

 

5,160

 

隔離解除者

9,438

 

4,311

 

  解除率

77.2%

 

83.5%

 

現在感染者

2,460

100.0%

561

100.0%

  現在感染者率

20.1%

 

 

 

入院者

1,154

46.9%

474

84.5%

 うち重症者

22

 

39

 

施設隔離者

225

9.1%

24

4.3%

自宅隔離者

384

15.6%

47

8.4%

入院等調整中

697

28.3%

16

2.9%

累計死亡者

330

 

288

 

 致死率

2.7%

 

5.6%

 

 

↓参考、4月12日までの分(厚労省発表分)

その後、恐怖心を煽ることからかこうした情報は公表されていない。


スクロール→

新コロナ 年代別感染者の動向(全国)

 

感染者数

死亡数 

感染

重症者数

重症+死亡率

 

感染

構成

死者

構成

致死率

合計

90

120

1.7%

11

10.8%

9.2%

0

11

9.2%

80

375

5.3%

36

35.3%

9.6%

21

57

15.2%

70

649

9.1%

37

36.3%

5.7%

32

69

10.6%

高齢

1,144

16.1%

84

82.4%

7.3%

53

137

11.9%

60

809

11.4%

9

8.8%

1.1%

39

48

5.9%

50

1,200

16.9%

6

5.9%

0.5%

26

32

2.7%

40

1,199

16.9%

2

2.0%

0.2%

10

12

1.0%

30

1,128

15.9%

0

0.0%

0.0%

5

5

0.4%

20

1,182

16.6%

0

0.0%

0.0%

0

0

0.0%

10

167

2.4%

0

0.0%

0.0%

1

1

0.6%

10未

103

1.4%

0

0.0%

0.0%

1

1

1.0%

不明

173

2.4%

1

1.0%

-

-

-

-

合計

7,105

100.0%

102

100.0%

1.4%

135

237

3.3%

 ・4月12日18時現在/厚労省